高濃度へのこだわり!速攻、ピュアビタミンC配合の『新世代オバジCセラム』

数々のベストコスメなどを受賞してきた『オバジC』。今年で誕生20周年を迎えるにあたり、処方を一新し、『新世代オバジCセラム』として生まれ変わります。肌の生きる力に着目し、皮膚科学に基づき開発されたオバジ。“進化した攻めのオバジC”の新商品や開発秘話について、開発と企画担当に話を聞きました。
攻めのオバジ!12年かけた新・極限美容液へ挑戦

オバジは、製薬会社の開発技術とともに、肌に効くことを第一に考え、商品開発を行ってきました。一時的な癒しや表面的な対策ではなく、確かな結果、内側から湧き出る健康を目指し、肌が本来持っている力を活かして、健康的で美しい素肌へ。その美しさの源は「肌の、生きる力」だと思っています。
ブランド誕生20周年の今回のリニューアルは、お客様の肌悩みに応えるべく、とことん肌への効果を考え、ビタミンCの可能性を最大限追求した結果、オバジCセラムの骨格となるベース処方を、一から見直し開発することになりました。特にオバジC25セラムネオは発売から2年という短い期間でのリニューアルになりますが、限界を更新していく挑戦でもありました。
実は今回のリニューアル技術は、12年前からずっと検討が続けられ、試作検討した処方は800以上もあります。2001年から20年続くオバジCセラムの歴史の中で、2008年にピュアビタミンCの高浸透化技術を用いた「ハイパーブライトニングC」配合処方の開発、2019年に限界濃度に到達したオバジC25セラムネオなど、ピュアビタミンC配合美容液の効果を最大限発揮するために研究を重ね、納得のいく商品を発売してきました。しかし、オバジCセラムについて更なる高みを目指すため、歩みを止めることなく①高濃度、②安定化、③高浸透の技術を進化させるための基礎研究を12年にわたり続けていたんです。最高難度の課題をクリアすべく挑戦を諦めなかった結果が今回の「新世代オバジCセラム」です。

NEW!オバジCの高浸透技術

新世代オバジCセラムでは進化した高浸透技術を用いた“アドバンスドCコントロール”配合処方が採用されています。“アドバンスドCコントロール”では旧処方より分子量が小さくなったため、製剤が角質層深くまで素早く浸透します。この進化した高浸透技術を用いて、「速攻!マルチ美容液」として、毛穴からハリまで全方位ケア美容液として生まれ変わります。

オバジCセラムの高濃度・超安定化を叶える技術の根幹は、ビタミンCを溶かしている「ベース処方」にあります。そして今回、進化した高浸透技術を実現すべく、20年守り続けた技術の根幹でもあるベース処方の変革に踏み込みました。
実は、ビタミンCは、溶けない、安定的に配合できない、肌に浸透しにくい特徴があり、製剤化が難しい成分です。オバジCセラムの“高濃度・高浸透・超安定化”は「ベース処方」による絶妙なバランスのもと成り立っているため、ほんの少しの配合成分の変更すら、致命的なのです。
例えば、たった1%以下のベース成分の違いでも、ビタミンCの製剤への溶け方は変化します。ベース処方の変更によりビタミンCが壊れたり、沈殿したり、次々と課題が出て製剤として成立させる段階から非常に苦戦しました。もはや、既存のベース処方を進化させる発想そのものが無謀なのでは無いか…と諦めかけたこともありました。
しかし目標は、「これまでの製剤技術を超え、Cセラムの効果を最大化すること」。開発チーム一丸となり、難題にひとつひとつ向き合いながら12年、800を超える処方検討の末、たどり着いたのが『新世代オバジCセラム』です。
これまでも化粧品業界の常識を打ち破る挑戦を続けてきましたが、今回はさらに、「高浸透技術」を進化させることができ、さらにピュアビタミンC配合美容液の力を最大限に発揮できるようになったと思います。
“1肌悩みに1美容液”の時代は終わった?!全方位美容液の進化

肌悩みは1つとは限らず、むしろ複合的に出てくると思います。1つの肌悩みに1つの美容液を使うのではなく、マルチな美容液として、大人の様々な肌悩みにオバジCセラムを使っていただけたらと思っています。そしてオバジCセラムがこだわっているビタミンCは「マルチな美容液」にとって、とても重要な成分だと考えています。

※乾燥小じわ:乾燥による小じわを目立たなくする(効能評価試験済)、くすみ:乾燥による、毛穴:潤いを与え、毛穴の目立ちにくいなめらかな肌へ
化粧品に配合されるビタミンCは「ビタミンC誘導体」と「ピュアビタミンC」に大きく分けられ、ビタミンC誘導体は、肌の中の酵素によって少しずつ分解されビタミンCに変化するため、ビタミンCとして働き始めるまでに時間がかかります。一方、ピュアビタミンCは塗った瞬間から、すぐにビタミンCとして働くことができる「即効型のビタミンC」という違いがあります。また、ビタミンCは配合濃度が高ければ高いほど製剤開発が難しいとされています。オバジでは、ピュアビタミンCにこだわり続け、さらに高濃度ビタミンCにまだ見ぬチカラがあると信じ、「高濃度配合」することにも挑戦を続けています。
選べる「新世代オバジCセラム」シリーズ

オバジCセラムには、ピュアビタミンC配合濃度などが異なる4つのアイテムをご準備しています。オバジC5、C10、C20、C25の順で濃度が高くなっており、お客さまの肌悩み別にお選び頂けるようになっています。
ピュアビタミンCに加え、ビタミンEを配合。潤いを与え、キメ・ざらつき、毛穴等さまざまな肌悩みに多角的にアプローチし、つるつるとつやめく透明感へと導きます。
そして今回すべての商品において「進化した高浸透技術」を採用し、角質層深くまで素早く浸透する処方へと生まれ変わりました。
オバジC25セラムNEO
極限美容液とも呼ばれる「オバジC25セラムNEO」は、エイジングケアを1本でまとめたい方にオススメ。ピュアビタミンCを高濃度配合。毛穴、くすみ、乾燥小じわ、ハリ、キメなどが気になる方に全方位ケアを。
オバジC20
角層に潤いを与え、キメ・ざらつき、毛穴等さまざまな肌悩みに多角的にアプローチします。集中美容液で全方位ケアをしたい方にオススメです。
オバジC10
毛穴やくすみが気になり始めた方に。レギュラーサイズ(12ml)に加え、ラージサイズ(26ml)もご用意しています。忙しくてゆっくり集中スキンケアをする時間がない方にもオススメです。
オバジC5
キメやザラつきが気になり始め、今まで美容液を使ったことがなかった方にもオススメです。角層に潤いを与え、キメ・ざらつき、毛穴等さまざまな肌悩みにアプローチします。
最後にお客様に一言
これまでのオバジCセラムの技術の根幹であった「ベース処方」を変える、という大胆なチャレンジで、心が折れそうになる時もあったので、高浸透技術の進化が実現できた時は嬉しさが爆発しました。「ベース処方」を変えると使用感も変わってしまうのですが、変わらずご満足いただけるよう使用感についてもこだわっています。特徴的な使用感は守りつつ、高濃度ビタミンCの安定性や浸透も高める製剤設計には非常に苦労しました。成分を0.1%単位で調整したり、製造工程を変えてみたり、と本当に色々な挑戦を経て、今回の「新世代オバジCセラム」が誕生しました。たくさんの開発者の技術の結晶だと思いますので、使っていただき喜んでもらえたら、私たちも嬉しいです。
開発スタートから12年、ようやく実現した速攻アプローチの「オバジCセラム」シリーズは、毛穴などの肌悩みを感じている方や、もっと透明感のある肌を目指したいすべての方にオススメしたい美容液です。ぜひみなさまの肌で実感していただけたら嬉しいです。

※ 極限、限界:オバジシリーズ中におけるビタミンC<アスコルビル酸(整肌保湿成分)の配合量
※ アドバンスドCコントロール:酵母エキス、アッケシソウエキス、プロパンジオール(保湿成分)
※ 毛穴:潤いを与え、毛穴の目立ちにくいなめらかな肌へ
※ 乾燥小じわ:乾燥による小じわを目立たなくする(効能評価試験済)
※ くすみ:乾燥による
※ 透明感:潤いによる
※ 高濃度:オバジC25セラムのこと。ビタミンC(アスコルビン酸:整肌保湿成分)をオバジCシリーズ内で高い濃度で配合
※ 高浸透:角質層まで
※ ピュアビタミンC:アスコルビン酸(整肌保湿成分)
※ ビタミンC・ピュアビタミン:アスコルビン酸(整肌保湿成分)
※ ビタミンE:トコフェロール(保湿成分)
※ エイジングケア:年齢に応じたうるおいケア