ぽぽちゃんといっしょに♡教えて!赤ちゃんのスキンケア方法

赤ちゃんのお肌ってふわふわスベスベで、ずっと触っていたいですよね。でも本当は赤ちゃんのお肌はとてもデリケート。ママたちが毎日スキンケアをするように、赤ちゃんにもスキンケアが必要なんですよ。今回はロート製薬のお肌の専門家が「赤ちゃんのためのスキンケア」方法や、気になる質問にお答えします!しかも、あの、子どもにもママにも大人気の「ぽぽちゃん」も登場してくれます!
デリケートな赤ちゃんのお肌を知ろう
まずは赤ちゃんのお肌のことを知りましょう。そうすれば実際にスキンケアをするときにもきっと役立ちます。

♥皮膚が薄く、バリア機能が未熟
赤ちゃんの皮膚は大人の約半分の薄さと言われています。そのため外からの刺激に弱く、影響を受けやすいのです。大人では刺激にならないことでも、赤ちゃんには刺激となることもあります。
♥汗をかきやすい
赤ちゃんは体は小さいのに毛穴や汗孔の数は大人と同じ。そのため汗をかきやすく、肌トラブルも起こりやすくなります。また新陳代謝も活発なので、夏だけではなく、いつでも汗をかきやすいのです。そのままにしておくと「あせも」などになってしまうこともあります。
♥角質水分量が少ない
赤ちゃんの肌はうるおい成分が少なく乾燥しやすくなっています。また、皮膚も薄く、バリア機能も未熟なため、水分が逃げてしまいやすい傾向にあります。
♥生後1〜2ヶ月は皮脂量が多く、生後3ヶ月以後は少なくなる
生後1〜2ヶ月は、胎内にいるときにママからもらった「性ホルモン」の影響で皮脂が過剰に分泌されます。そのため乳児脂漏性湿疹などの肌トラブルが起こることもあります。しかし生後3ヶ月頃から思春期頃までは急速に皮脂の分泌が減ってしまいます。皮脂は外部刺激から守り水分の蒸散を防ぐなど大切な役割をしているため、皮脂の分泌が少ないと、全身カサカサの無防備な状態となります。

このように赤ちゃんのお肌はとてもデリケート。だからお肌をしっかり守ってあげる「バリア機能を高めるスキンケア」が必要なのです。
赤ちゃんのお肌について詳しく知りたい方はこちら
・生まれたての赤ちゃんにニキビ?湿疹?知っておきたい乳児湿疹篇
ぽぽちゃんといっしょに♡
教えて!赤ちゃんのスキンケア方法
赤ちゃんのお肌のことがわかったら、次は実践です!スキンケアの基本は「洗浄」と「保湿」ですが、今回は「赤ちゃんの保湿」を一緒にみていきましょう。
実は、あの人気者「お風呂もいっしょよ♡ぽぽちゃん」が遊びに来てくれています!
こんにちは、ぽぽちゃん。

<ぽぽちゃんってだぁれ?>
ぽぽちゃんは、赤ちゃんそっくりのお顔&ボディ。抱っこにぴったりなサイズでねんねさせると目も閉じます。お子様もママになりきって、お風呂のお世話ができちゃう♡お風呂タイプのぽぽちゃんです。※やわらかタイプではありません。
「お風呂もいっしょよ♡ぽぽちゃん」についてはこちらから。
HOW TO動画 with ぽぽちゃん
それでは、ぽぽちゃんも登場する赤ちゃんの保湿ケアの実践編ををみてみましょう。
使用する商品

今回は新生児から使える「ロート製薬ベビーセバメド モイスチャーローション」を使用します。
保湿剤の使用量

ローションタイプの場合は、1回に手に出す量は1円玉大(約0.5g)が目安です。
部位や年齢によって違いますが、生後6ヶ月のお子様であれば、顔・首、片手、片足、胸とお腹、背中のそれぞれの部位で1円玉1枚~1枚半が最適な使用量になります。
保湿剤の塗り方

赤ちゃんの顔に保湿剤をちょんちょんと点在させ、円を描くようにやさしく塗り広げます。小鼻の周りも塗り忘れないようにしましょう。特にお口周りや目の周りは優しく塗ってあげてください。

耳のうしろも忘れずに塗ってあげましょう。

からだには、左右対称にちょんちょんと保湿剤をのせます。手のひらをすべらせてマッサージするように伸ばしましょう。決してこすらず、優しく塗ってあげてください。

腕も保湿剤を点在させ、手のひらをすべらせるように塗り広げます。指は1本ずつ、親指と人差し指でつまむように保湿してあげてください。指のあいだも忘れずに塗ってあげましょう。

保湿剤を点在させ、手のひらをすべらせるように伸ばします。足の甲、裏、足首もしっかりと保湿します。膝の裏も忘れず保湿してあげましょう。

保湿剤を塗ったあと、ツヤツヤしているのがうるおった証拠です。
※ぽぽちゃんへの塗布はイメージです。
実際はぽぽちゃんへの保湿剤の塗布はお控え頂き、特にぽぽちゃんのお顔や指先など塗装部分には使用しないでください。
どうしたらいい?ロート製薬の
スキンケア担当者に聞いてみよう
お肌のことなら何でもおまかせ!ロート製薬のお肌の専門家が気になる質問にお答えします!

この人が教えてくれます
お肌の専門家 ロートネーム:じゅり
Q. お風呂の後は、すぐに保湿したほうがいいの?
はい!お風呂の後は水分が蒸発しやすいので、すぐに保湿してあげてくださいね。特に赤ちゃんの肌は薄く水分が奪われやすいので、ママのスキンケアの前にお子様の全身保湿をする事をオススメします。ママはさっとできるオールインワンなどを先に塗っておくのもオススメです!
Q. 1日何回くらい保湿したほうがいいの?
1日何回という決まりはないですが、お風呂上りや乾燥が気になるときなど気がついたら保湿してあげるのがオススメですよ。
例えば夏は1日1回お風呂上りに、冬など乾燥が気になる季節は起床後・お出かけ前・入浴後など保湿してあげましょう。おむつ替えでおしりを拭いた後のタイミングもオススメです。また赤ちゃんによっても乾燥しやすい子やそうでない子もいるので、ママが気になったら保湿してあげるといいですね。
Q. 夏も保湿が必要なの?
夏も紫外線や空調などで乾燥しがちなので、保湿する事をオススメします。赤ちゃんの肌はまだまだ未熟で1年中デリケートなので、保湿してあげるといいですよ。
Q. 保湿する前に、洗ったり拭いたり、きれいにしたほうがいいの?
汚れている場合は清潔にしてから保湿したほうがいいのですが、必ずしも毎回洗ったりする必要はありませんよ。洗えない時には、濡らしたティッシュやタオルなどできれいにしてから保湿します。そのときにも、肌をゴシゴシするのではなくやさしく押さえるようにして汚れを取りのぞいてあげましょう。
Q. どのような保湿剤を選べばいい?
全身に塗り広げて使う場合は伸びの良い「ローションタイプ」、特に乾燥が気になる部位などにポイントで塗るときは「クリームタイプ」がオススメです。ご自身が使いやすい方を選んでくださいね。どちらも、顔、全身にお使いいただけます。
また、赤ちゃん用の低刺激性の保湿剤を使用する事をオススメします。
Q. どのくらいの量を塗ったらいいの?
ローションタイプの場合は、1回に手に出す量は1円玉大(約0.5g)が目安です。軟膏・クリームタイプの場合は、人差し指の先端から1つ目の関節まで(約0.5g)が目安です。この量で大人の手のひら1枚分ほどの面積を塗る事が出来るんですよ。部位や年齢によって違いますが、生後6ヶ月のお子様であれば、顔・首、片手、片足、胸とお腹、背中のそれぞれの部位で1円玉1枚~1枚半が最適な使用量になります。
Q. 肌に湿疹や炎症がある場合も、いつも通り保湿してもいいの?
湿疹や炎症がある場合は、まずは治療が優先になります。小さなお子様はかかりつけの小児科医の受診をオススメします。もし市販薬をお使いになる場合は、先にスキンケアをしてから治療薬は患部だけに塗布するのがオススメの順番です。

いかがでしたか?赤ちゃんのお肌のためには、バリア機能を高める「保湿」がとても大切です。ママの優しい手で保湿してあげると、赤ちゃんもきっと嬉しいはず。スキンシップもできるのでママも赤ちゃんも癒されますね。ぜひ「赤ちゃんのためのスキンケア」をはじめてみてください。
・新生児から使える保湿剤はこちら
・ぽぽちゃんについて、もっと知りたい方はこちら