あなたは何問正解する?スキンケア○×クイズ

「毎日しっかりお手入れしているのに、イマイチ肌の調子が良くならない…」なんてお悩み、ありませんか?思い当たる人は、よかれと思って実践していたスキンケア方法が、実はシミやシワなどの肌トラブルを招く原因になっている可能性があります。そこで今回は、思い込みや勘違いしがちなスキンケア方法について、○×クイズでチェック。どれだけ正解できるか、ぜひチャレンジしてみてください!
スキンケアの○×クイズにチャレンジ!
Q1. 汚れと皮脂はできるだけ完璧に取り去る方がよい
Q2. 肌本来の力を引き出すため、多少乾燥していても、肌自らが潤うまで我慢する
Q3. エイジングケアのアイテムは、20代のうちから使ってはいけない
Q4. 気になるシミやくすみ。美白ケアは見えている部分だけに塗ればOK
Q5. 紫外線対策は、夏の日差しが強い時だけで良い
Q6. 「化粧水→(美容液→)乳液・クリーム」というステップは本当は必要ない
Q7. 肌を乾燥させないために、お風呂の温度は38℃ぐらいに設定する
みなさんは全部分かりましたか?気になる結果と解説を見ていきましょう。
Q1. 汚れと皮脂はできるだけ完璧に取り去る方がよい
A. ×
肌を清潔に保つために、汚れや余分な皮脂を落とすことは大切ですが、皮脂を取りすぎることはオススメできません。
皮脂腺から分泌される皮脂は、汗と混ざり合って皮脂膜を作ります。その皮脂膜は、皮膚の表面を覆ってうるおいやなめらかさを与えながら、外界の刺激から皮膚を保護し、さらに皮膚表面を弱酸性に保つことで、有害な細菌の増殖を防いでくれる大切な存在です。皮脂が不足すると、皮脂膜が上手く作れなくなるので、刺激から肌を守れずにトラブルを起こしやすくなる上、皮膚の水分も蒸発し、乾燥して、小じわや肌荒れが生じやすくなってしまいます。皮脂を取り去りすぎないために、洗浄力が穏やかな洗顔料などを使うようにしましょう。

Q2. 肌本来の力を引き出すため、多少乾燥していても、肌自らが潤うまで我慢する
A. ×
乾燥を放置しても、肌のためになることは何もありません。保湿を怠ると肌の水分がどんどん蒸発し、乾燥小じわや肌荒れの原因にもなりますので、きちんとケアを行ってください。また、化粧水で水分を補給するだけでなく、乳液やクリームなどで油分の膜を作ることもお忘れなく。肌から水分が失われないように、普段からこまめにたっぷり保湿ケアをしてくださいね。
Q3. エイジングケアのアイテムは、20代のうちから使ってはいけない

A. ×
エイジングケアはリッチなアイテムが多いので、ニキビやベタつきが気になる方は注意が必要ですが、20代からでもエイジングのお手入れを始めるのは良いことです。早くからエイジングケアの製品を使っていると、年齢を重ねてから使い始めるよりも、高い効果を得られることがわかっています。いつまでも若々しい肌を保ちたいなら、1日でも早いアンチエイジングを心がけてほしいですね。
Q4. 気になるシミやくすみ。美白ケアは見えている部分だけに塗ればOK
A. ×
肌表面には部分的にしか現れていないシミやくすみも、実は肌の内側では、シミ予備軍=未来のシミとして顔全体に潜んでいます!そんなシミやくすみが将来、肌表面に出てくるのを防ぐためにも、肌の透明感を高めるためにも、顔全体を美白ケアすることが大切です。お使いの美白アイテムがスポッツ用や『気になる部分だけに』という注意書き、特殊な使用方法があるものでなければ、ピンポイントだけでなく、顔全体にしっかり使ってください。
Q5. 紫外線対策は、夏の日差しが強い時だけで良い
A. ×
夏だけでなく、秋~冬にかけても紫外線は降り注いでいます。対策を怠ると、弱い紫外線でも毎日浴びているうちに、シミを作るメラノサイトが刺激され、シミの元となるメラニンができてしまいます。すぐに肌表面に現れなくても、いつシミとして出てくるかわかりません。肌老化の原因の8割は、紫外線による光老化と言われていますので、毎日日やけ止めを塗ることを習慣にして、紫外線から肌を守りましょう。
Q6. 「化粧水→(美容液→)乳液・クリーム」というステップは本当は必要ない
A. ×
このステップ、めんどくさいと思われがちですが、一般的にこの順番で使用するとそれぞれのアイテムの効果をしっかり発揮できると考えられえています。
化粧水の主な役割は、肌に水分を与えることです。 洗顔によって汚れや皮脂を取り除いたお肌はとてもデリケートな状態なので、化粧水でしっかり保湿をしてあげましょう。
また、化粧水が角質層まで浸透することで、ほかのスキンケアアイテムの浸透率を高めたり、有効成分を肌に行きわたらせたりする効果があります。
美容液は、保湿や美白、シワ対策など気になる方は、プラスワンアイテムとしてお使いいただくと良いでしょう。
また、化粧水や美容液をつけただけでは、肌表面からうるおいや有効成分が蒸発して失われてしまうため、乳液やクリームなどの油分でフタをすることが大切です。
全てのステップを踏むのがめんどくさいという方は、化粧水~乳液まで入ったオールインワンのアイテムをお使いいただくのをオススメします。
Q7. 肌を乾燥させないために、お風呂の温度は38℃ぐらいに設定する
A. ○
熱すぎるお湯が肌のうるおいを奪う原因の一つだと知っていましたか?汚れや過剰な皮脂だけでなく、肌に必要な皮脂まで溶けだしてしまうので、38~40℃ぐらいのぬるめのお湯がオススメです。また、長くつかりすぎてもうるおいが逃げやすいので、10~15分程度に抑えるようにしましょう。代謝を高めるために、ゆっくり時間をかけて半身浴などをしている方も、肌の乾燥が気になる時はほどほどにしてくださいね。

今回は、基本のスキンケア7つを紹介しましたが、どれだけご存知でしたか?しっかりお手入れしているつもりでも、間違った思い込みで、ケアアイテムを効果的に使えていないなんてもったいない!この機会に、“知っているつもりで実は間違っていた”スキンケア方法を見直して、正しいお手入れ習慣を今すぐ始めましょう。