このページの先頭です
ここから本文です

乾燥してからじゃ遅い!?達人が実践するハンドケア

頬に冷たい風を感じたら乾燥シーズンの到来。顔の乾燥は念入りにケアし始めるものの、手肌の対策はつい後回しにされがち。毎年、カサカサになってから保湿ケアを始める方も多いのでは?実は手荒れを防止するには、早めの対策が重要なのです。そこで今回は手荒れ対策について、ロート社員のハンドケアの達人が徹底解説!秋冬を美しい手で過ごせるよう、オススメのお手入れ方法をお伝えします。

ロートネーム:あきちゃん

私が教えます!

ロートネーム:あきちゃん

スキンケア製品の開発を経験し、現在はマーケティング部に所属。開発時代に培った肌や成分の知識を活かして、いろいろなハンドクリームを使い分けている。

水仕事しなくても手荒れする!? 乾燥しがちな手肌環境

手肌は、一日に何度も繰り返す手洗いや、洗剤を使う水仕事などによって、手肌本来の水分や油分、保湿成分である天然保湿因子などが流されやすく、乾燥しやすい環境にあります。家庭での水仕事以外にも、紙幣を数えたりダンボールを触ったりなど紙を扱う作業をされる方だと、さらにうるおいを奪われがちです。よく使う部位だからこそ、手肌は何かとダメージを受けやすく、荒れやすいのです。
乾燥している手肌は、水分を保持する力(保湿機能)に加えて、外的刺激から肌を守る力(バリア機能)も低下して、様々な刺激を受けやすくなっています。ほっておくと手荒れだけでなく、湿疹などに発展する可能性があるので、とにかく早めのケアが大切です。

手荒れ対策は、乾燥し始める前にケアすることが重要!

ダメージを受けやすい環境にあるからこそ、そのダメージを最小限に抑えることがハンドケアの第一歩。特に気をつけたいのが、水を使うシーンです。
まず、手を洗う際には、お湯の温度が高すぎないように注意しましょう。アルカリ性の石鹸や台所用の中性洗剤は、肌の水分や油分を奪うだけでなく、バリア機能が低下している肌には刺激になることもあるので、弱酸性のものがオススメ。水仕事をするときには、ゴム手袋で保護することも大切です。
そして、洗った手を放置しないこともポイント。手を濡れたままにしていると乾く時に角層の水分も蒸発し、乾燥・手荒れを起こしやすいので、すぐに水分を拭き取り、保湿を心がけてください。こんな小さなことでも、少し気をつけるだけで手肌が受けるダメージは減らせますよ。
また、少しでも手肌が乾燥していると感じた時は、ハンドクリームなどですぐに保湿を。ほっておくとさらに乾燥が進み、小さな刺激にも敏感に反応して、かゆみが生じやすくなったり、湿疹ができる可能性もあります。「ハンドケアは手がカサカサしてから」なんて思わず、早めに、こまめにケアを行うことが理想的です。

ハンドクリームに関する“使い方のギモン”にお答えします!

Q1. ハンドクリームをこまめに使うコツってありますか?

心がけるだけでは難しいですよね。私が実践しているのがハンドクリームの使い分けです。家で使うもの、会社のデスク置き用、持ち歩けるミニサイズと、行く先々にハンドクリームを用意し、いつでも気づいた時にすぐ保湿ケアができるようにしています。こまめに保湿ケアをするようになってからは、毎年手荒れすることなく、ひと冬を過ごせるようになりました。

Q2. ハンドクリームを塗った後、手袋をつけて就寝すべき?

“手袋を必ずつけるべき”というわけではありませんが、手袋をして寝ることで、肌トラブルの原因となる摩擦などの物理的な刺激を防ぐことができます。ただし、化学繊維でできたものは、あまりオススメできません。通気性がよく、刺激の少ない綿やシルクの手袋を選ぶとよいでしょう。

Q3. ハンドクリームを塗る前に化粧水や美容液をつけると効果的?

手肌の乾燥対策なら、ハンドクリームだけでも保湿は十分できます。手肌のシワやシミが気になる場合は、対応する化粧水や美容液などを取り入れるのもいいと思います。

普段使いから集中ケアアイテムまで!目的別に選べるラインナップ

左上から
販売名:薬用ハンドベールSN 医薬部外品
販売名:薬用ハンドベールU 医薬部外品
販売名:ロートハンドベールKb 化粧品
販売名:ロートハンドベールB 化粧品
販売名:薬用ハンドベールC 医薬部外品
販売名:ロートハンドベールN 化粧品

選ぶのに困るほど、ハンドクリームは多種多様。高い保湿力はもちろんですが、こまめに塗り直しが必要だからこそ、生活シーンに応じた、使い続けやすい使用感で選びたいものです。
手荒れをケアしてうるおいをたっぷり届けるロート製薬の「メンソレータム ハンドベール」シリーズは、濡れた手にも使えるタイプや水を弾くもの、就寝前のケアにオススメのものなど、普段使いから集中ケア用まで多彩なラインナップをご用意しています。使うたびに癒やされる香りのアイテムもあったりと、自分好みの使い心地のものを選んでいただけると思います。
さらに、手肌だけでなく、爪の状態も気になるところ。割れや欠け、二枚爪などを防ぎたい方は、爪を保護し、健やかに保つよう集中補修してくれる専用のアイテムを合わせて使ってみるのも手です。目的にあわせて商品をお選びいただき、かしこくハンドケアを続けてくださいね。

・ハンドベールについて詳しく知りたい方はこちら

ただの手荒れと見過ごしがちな要注意ポイントをチェック!

手肌の赤み、かゆみ、プツプツは手湿疹かも?!

ここまでハンドケアについてご紹介してきましたが、それでも手荒れが治まらない時は要注意。手のひらや指が赤くなっている、ひび割れが痛い、かゆい、水ぶくれができてつぶれると液体が出る、皮がめくれじゅくじゅくしている…などの症状があれば、手荒れが進行した「手湿疹」の可能性があります。
これは、洗剤などの化学物質や、家事や仕事中の摩擦による物理的要因、特定のアレルギー性の成分によるものなど、様々な刺激によって接触皮膚炎を起こしている状態です。こうなるとハンドクリームで保湿するだけでは治らないので、治療薬を取り入れて、しっかり治していきましょう。その場合も保湿は大切なので、手全体(症状が出ている所以外)にハンドクリーム (保湿剤)を塗り、症状のある部分にピンポイントで治療薬を塗るようにしてくださいね。

症状を治しつつ、肌を修復する治療薬

販売名:メンソレータム® メディクイック®クリームS
メンソレータム® メディクイック®軟膏R
第②類医薬品

手湿疹になってしまったらオススメしたいのが、メンソレータムの「メディクイック」シリーズ。患部ではより効果が高く、体内に吸収されるとおだやかな成分へと分解する “アンテドラッグステロイド成分”を配合した治療薬です。5つの有効成分が、手肌の炎症や赤み、かゆみを抑え、患部を殺菌しながら肌を修復。塗った後にも家事がしやすいべたつかないクリームタイプと、しっかり密着する軟膏タイプの2種類があるので、用途に応じて使い分けてくださいね。

手荒れの原因やお手入れ方法についていろいろとご紹介しましたが、とにかくハンドケアは、早め・こまめな保湿が基本です。カサカサ手荒れを放置して乾燥が進めば、治療に時間がかかる手湿疹になってしまう可能性もあるので、そうなる前にしっかりケアしましょう。ご自分の生活シーンに合わせたハンドケアで、乾燥の季節でも健やかな手肌でお過ごしください。

記事一覧を見る

合わせて読みたい記事

記事一覧を見る
  • この他にもお得なことがいっぱい!!
  • 新規会員登録する

contents_title

  • 目からウロコ!目の健康ガイド
  • キレイな素肌の秘密 スキンケア研究所
  • 毎日を笑顔で元気に 健康美容ナビ
  • ものづくりの裏側 商品開発ストーリー
  • 教えて、聞いて みんなの声