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老けて見える厚塗りにSTOP! "スキンケアでの土台づくり+薄付きテク"で作る美肌メイク

気になるくすみやシミを隠そうと、ついついファンデーションを厚塗りしていませんか? 厚塗りは老けて見えるばかりか、メイク崩れの原因に。実は美肌メイクには、塗り方はもちろん土台となるスキンケアも重要です。そこで今回は、All About「メイク」ガイドの日比朱美さんに、メイク前のスキンケア+薄付きなのに若々しく見せるベースメイクの秘訣について伺いました。

メイクの土台となる「朝スキンケア」のコツ

美肌メイクというと、ファンデーション選びや塗り方ばかりが注目されがちですが、その大前提としてお肌の調子が整っていることが大切です。トラブルが軽減されると厚塗りを防ぐことができますし、メイク崩れも少なくなり1日中美肌をキープすることができます。

土台となるスキンケアのポイントは水分と油分のバランスを整えること。肌が水分不足になると、乾燥から肌を守ろうと皮脂が過剰に分泌されます。この皮脂膜とファンデーションが混ざり合うことによって、メイク崩れの原因に。朝はたっぷり水分+適度な油分補給を心掛けましょう。

一度にたっぷりと化粧水を塗布しても浸透率が悪くなってしまうので、2~3回重ね塗りするとベスト。ただ忙しい朝は、何度も塗布する時間はなかなか取れなかったりもしますよね。起きたら真っ先に洗顔し、化粧水を塗布してから歯磨き、また化粧水を塗布してからお手洗い…など、タイミング毎にスキンケアを投入していくとお手軽かつ時短です。

次は油分補給ですが、朝はしっとりした油分の多いタイプだと油分過剰になってしまうことも。水分をしっかり入れ込み、美白やリフトアップなど気になる部分のケア用美容液を1~2点ほど使用します。特に年齢による肌悩みが出やすい目尻やほうれい線などは、水分補給とともに目元口元専用の美容液の投入がおすすめです。小じわをのばすようにして、目尻を軽く押さえながら優しく塗りましょう。

大人女子のくすみ肌対策に! コントロールカラーの選び方

大人女子の代表的なトラブル、肌のくすみ。顔全体に広がっていることが多く、厚塗りの原因になっているのではないでしょうか。トラブルをカバーしようと重ねてマットな肌に仕上げる方が多いですが、若々しく美しい肌の特徴はみずみずしいツヤと透明感。顔のくすみをカバーするにはファンデーションの重ね塗りは逆効果。コントロールカラーの併用がおすすめです。

女性らしく柔らかい印象に仕上げたい時はパープル系やピンク系。健康的に顔色を明るく見せたい時は、アイボリーなどのイエロー系。華やかさをプラスしたい時には、シャンパンゴールドやピンクゴールドなど上品なパールが配合されているタイプを。最近では下地とコントロールカラーの兼用タイプが増えているので、少ないアイテムで透明感を出すことが可能です。

薄付きなのに美肌に見える! ファンデーション使いのポイント

コントロールカラーの次はファンデーション。実は顔全体に塗る必要はありません。目の下の三角ゾーン(目頭→小鼻→目尻)がキレイに仕上がっていれば、フェイスラインにはファンデーションは塗られていなくても、お肌はキレイに見えるんです。フェイスラインのファンデーションが薄ければ、首とのつながりも自然に。これで、老け顔要因の顔だけ白く浮いちゃう問題も解決です。

この秋はマットな肌が流行の兆し。トレンドを抑えた新作ファンデーションにトライしてみて!乾燥が気になる方はリキッドファンデーション、お手軽派にはパウダーファンデーションがオススメです。

若々しく見せるポイントメイク

20代の女の子たちが若々しくフレッシュに見える大きな要因は血色感。大人の肌にも上手に「血色感」を与えることができれば、顔全体の印象を若々しく見せることが可能です。

<リップ>

トレンドの赤リップ、大人女子が選ぶべきは発色が鮮やかかつシアー感のあるタイプ。リップラインを指や綿棒であえてぼかし、ナチュラルに仕上げましょう。ナチュラルに仕上げたい場合は、顔色全体がくすんで見えるベージュは避けて、ローズベージュ系やサーモンピンク系を。色味がナチュラルな分、リップペンシルなどでリップラインをハッキリ描いて若々しい口元に仕上げます。

<チーク>

大人女子世代にこそ欠かせないアイテム。マットなタイプではなく、シャンパンゴールド系やピンクゴールド系などが配合されたチークで、顔色を上品に明るく見せましょう。

大人女子のための美肌メイク、いかがでしたか? スキンケアで肌本来の美しさを育みながら、メイクでより美肌を演出して、誰よりも輝く肌を叶えてくださいね。

日比朱美(ひび・あけみ)さん
トータルビューティコンシェルジュ。All About「メイク」ガイド。大手化粧品会社退職後、モード学園などで講師経験を積み、高い技術を分かりやすく伝えるノウハウを習得。現在は、一般社団法人日本メイクカラーカウンセリング協会代表理事やヘアメイクアーティストとして、心と外見の両面をメイクとカラーを通じて輝かせるメソッドの普及のため、精力的に活動中。

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