夏だけだと思っていたら甘い!「紫外線対策」は実は一年中必要です!

「紫外線対策」は、陽射しのきつい夏だけで充分だと思っていませんか? じつはそれ、とってもキケンな勘違いです。お肌の健康を守るためにも、紫外線の意外な真実と正しい対策法をしっかりとマスターしておきましょう。
「紫外線量」は3月頃から増加!

出典:国立環境研究所有害紫外線モニタリングネットワーク事務局 2016年つくば局観測データ
まずは上のグラフを見てください。一年間を通じた紫外線量をグラフにしたものです。3月頃から増えはじめ、6月〜8月頃にピークに達します。ご存知の通り、紫外線はしみ・そばかすの原因となるお肌の大敵。美肌を守るためには、夏だけではなく一年を通じてスキンケアをすることが大切です。
地域・時間帯・天候によって「紫外線量」は異なる!
紫外線量は地域や時間帯、天候によっても異なります。紫外線が強いときほど、より注意が必要ですので、どのような状況だと注意しなければいけないのかを知ることはとても重要です。
地域別では南に行くほど多くなる!

出典:環境省 紫外線環境保健マニュアル2015
時間帯別では10時~14時が最多

出典:環境省 紫外線環境保健マニュアル2015
時間帯別に見たときにもっとも多量なのは10時~14時。この時間帯にお出掛けするときは、日やけ止めや日傘、帽子、UVカット効果の高いファンデーションなどで、しっかりとお肌を保護しましょう。
くもりの日や室内でも油断禁物
くもりだからといって安心してはいけません。くもりの日の紫外線量は、晴れの日のときの約1/2。また、紫外線はガラスを突き抜けて皮膚に届いてしまうため、室内にも紫外線は降り注いでいます。そう、気を抜いている余裕はほとんどないのです!
「ちょっと神経質かな?」と思えるくらいでちょうどいい!
さて、いかがでしたでしたか? あなたの生活環境や行動パターンは、紫外線の危険にさらされてはいないでしょうか? もし、思い当たる点があるのなら、日やけ止めなどを活用して肌をきちんとケアしてあげましょう。しみ・そばかすを徹底的に防ぐには、「ちょっと神経質かな?」と思うくらい気をつけてもいいのかもしれませんね。