しみ・そばかす予防の強い味方!「ビタミンC」の上手な摂り方

ふと鏡を見たら、今までなかったいやな斑点がポツポツと…。しかも、日ごとに大きくなっていく…。女性にとって、これほどショックなことはありませんよね。今回はそんなしみ・そばかすができてしまう原因と、改善するために摂るべき栄養素についてお教えします。
「女性のお肌の大敵「紫外線」にご注意!

老化やホルモンバランスのくずれなど、しみ・そばかすができてしまう原因はさまざまですが、中でも要注意なのはやはり「紫外線」です。私たちの皮膚は「紫外線」を浴びると、メラノサイトという色素細胞が活性化して黒色メラニンという色素をつくります。お肌が健康な状態であれば、黒色メラニンは垢とともに排出されていくのですが、お肌の新陳代謝が落ちていたりすると表皮に残り、しみ・そばかすになってしまうのです。
しみ・そばかすに効くのはやっぱり「ビタミンC」!
でも、悲観することはありません。私たちには、しみ・そばかすに頼もしく対抗してくれる強い味方がいます。それこそが「ビタミンC」。これを体内に取り込むと、メラニン色素を薄くしたり、メラニン色素がつくられるのを防いだりと、大きな効果を発揮してくれるんです。「ビタミンC」を配合した化粧品などもたくさん販売されているので、自分に合ったものを見つけましょう。
「一度に大量」ではなく「朝昼晩に分けて」摂ろう!
ビタミンC配合の化粧品を使っているけど、あまり効果が出ない…。そうお困りの人は、ふだんの食生活を見直してみてはいかがでしょうか。意外と知られていませんが、みかんやいちごだけでなく、キウイや柿にもたくさんの「ビタミンC」が含まれていますので、意識的に摂るようにしてください。1日に摂りたいビタミンC量は最低100mgで、可食部100gあたり、キウイで69mg、甘柿で70mgのビタミンCが摂れます。このとき、気を付けなければいけないのが「朝昼晩に分けてバランスよく摂ること」。「ビタミンC」は体内に貯められない成分のため、一度に大量に摂ってもあまり意味がないのです。また、「ビタミンC」には「不安定でこわれやすい」という特徴もあり、調理などで熱を加えるより野菜サラダやフルーツサラダで生のまま食べるほうが効果的だということもお忘れなく。
化粧品や食べ物で摂った「ビタミンC」を効果的に働かせるには、やはり普段からの紫外線対策が必要です。日やけ止めを塗るのはもちろん、出かけるときには日傘や帽子、サングラスなどで紫外線からお肌を守り、いつまでも健やかな「美肌」を目指しましょう。