お肌の大敵!梅雨シーズンの肌トラブル解消法

雨が続きムシムシする梅雨を、あまり好きじゃないという人も少なくないはず。実はこの季節、お肌にもトラブルが多い季節なんです。梅雨に起こりやすい3つの肌トラブルの解消法をお伝えします。
梅雨の3大肌トラブル解消法
気温が高くムシムシした毎日が続き、肌がベタつきやすいイヤ~な梅雨の時期。「毛穴」「ニキビ・吹き出物」「メイク崩れ」などの肌トラブルが起こりやすい季節です。また梅雨の晴れ間は紫外線量が多く、UVケアにも気をつけなければいけません。
この時期ならではのお肌のお手入れ方法を勉強しましょう!
毛穴

毛穴の悩みとひとくくりに言っても、主に「詰まり毛穴」「開き毛穴」「たるみ毛穴」の3種類に分かれ、それぞれ対処法が異なります。それぞれの悩みに合ったお手入れを行いましょう。
* 詰まり毛穴
気温が高くなると皮脂の分泌量が多くなり、不要な角質がたまりやすくなります。それにより皮脂がスムーズに排出されず、詰まり毛穴を起こしてしまいます。毛穴の奥までしっかり洗浄できるような洗顔や、ピーリングなどの角質ケアを行い、毛穴がつまりにくい肌の状態を作ることが大切です。
* 開き毛穴
気温が上がると、皮脂の分泌が過剰になり毛穴が開きやすくなります。ビタミンCや、収れん効果のある化粧品を用いて毛穴をきゅっと引き締めるお手入れしてあげると良いでしょう。
* たるみ毛穴
たるみ毛穴は、年齢や紫外線ダメージ等により、肌のハリ弾力を支えるコラーゲン・エラスチンが壊れてしまうことが原因で起こります。悪化させないよう日やけ止めを塗ることが必須ですが、さらに、肌内部でコラーゲン・エラスチンが増えるメカニズムに着目した化粧品でお手入れしてあげると肌の内側からふっくらし、たるみ毛穴が目立ちにくくなります。
ニキビ・吹き出物
毛穴が詰まり、さらにアクネ菌や雑菌などが繁殖するとニキビや吹き出物になります。
ニキビになると油分を過剰に気にする方が多く、強い洗浄剤を使ったり、油分を与えなさすぎて肌のバランスを崩し、悪化させてしまう傾向があります。水分と油分を適切に補給し、毛穴をふさがないように角質ケアを取り入れると良いでしょう。
できてしまったニキビは、治療薬で早く治してあげるのが一番です。いつまでもニキビの炎症状態が続いていると、メラニンが過剰に合成されて、炎症後の色素沈着、つまりニキビ痕のシミができてしまうこともあるんです。ニキビが治ったら、シミにならないようにビタミンCでのケアもオススメです。
メイク崩れ
過剰な皮脂によりメイクが崩れやすいこの季節。朝のお手入れで水分と油分のバランスをしっかり整えて、崩れにくいベースを作ることが大切です。
暑くなるとベタベタするのが嫌だからという理由で乳液やクリームを使わなくなる方も多いですが、水分と油分のベストなバランスを維持させるためにも、化粧水だけで終わらず、乳液やクリームなどで油分を補給してあげましょう。
油断大敵!梅雨の紫外線ダメージ

梅雨の晴れ間は紫外線量が特に多いので、紫外線対策を万全にしてお出かけしましょう。「洗濯物をちょっと干すだけだから」「ちょっと買い物に行くだけだから」という油断は禁物。数分紫外線を浴びるだけでも、シミの原因となるメラニン色素は発生してしまうものなのです。
また紫外線の波長の中には、ガラス窓を通過するタイプのものもあり、コラーゲン・エラスチンを壊し、シワやたるみを引き起こすことが分かっています。日やけ止めを塗ることはもちろんですが、この時期には美白アイテムやコラーゲン・エラスチンをケアする化粧品を積極的に取り入れることもオススメです。