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巣ごもり生活で顔が長くなる!? お手軽マッサージで老け顔対策!

「なんとなく顔立ちがぼんやりしてきた」、「以前よりたるみが気になる」そう感じるのはエイジングのサイン。たるみによって顔のパーツの間隔が伸びて広がり、間延びして顔が長くなって見えるのです。中でも目立ちやすいのが、眉と目の間&鼻と口の間。まぶたがたるんで目と眉の距離が長くなり、口角や頬のたるみに引っ張られて鼻の下が伸びると、顔が長く老けた印象に。実はこの現象は、エイジングが気になる世代に限った話ではありません。パソコンやスマホの使用で長時間下を向いている人や、話す機会が減ったり、無表情になりがちな人、つまり、在宅勤務やマスク生活を送る誰にでもその傾向があるのです。
そこで今回は、エイジングサインにオススメの簡単マッサージをご紹介します!

巣ごもり生活で顔が長くなる!

マスク生活が続く今、人と話す機会が減る=口の動きが減ることで、口周りの筋肉が運動不足になり、口元がたるんでしまうことを、ピラティスインストラクターの辻川さんに教わりました。(マスク生活で口元がたるむ?!顔トレーニングでリフトアップ!)。
加えて、さらに顔が長くなると聞くとますます心配になりますよね。エイジングや、在宅勤務、マスク生活でどうして顔が長くなるのか。そして、どう対処すればいいのか。長年エイジング肌の研究をしてきた学術担当者に聞きました。

ロートネーム:さわちゃん

教えてくれたのは、

ロートネーム:さわちゃん

原因はマスク中の意識のゆるみと口呼吸

マスクをつけていると口元への意識が薄くなって、いつの間にか口角が下がっていたり、口がぽかんと開いた状態が続くと口元の筋肉もゆるみがちです。また、マスク自体の圧迫も顔印象の変化の一因です。長時間に渡ってマスクに押され続けると、鼻筋がゆるんで鼻先が下がり、丸い鼻へ変化していきます。
このように様々な要因が重なって、口元の筋肉が衰えると頬も下へ引っ張られ、鼻の下もたるんで長くなってしまうのです。

長時間下を向く姿勢で目元も顔もたるむ!

目元のたるみの原因となるのは、パソコンやスマホを見る姿勢。長時間下向きで画面を見ていると、まぶたが伸びた状態になるため、筋肉が凝り固まってまぶたが開けにくくなってきます。目がぱっちり開かないと、目と眉の距離が徐々に長くなってきて、ぼんやりした目元印象になってしまうのです。

温めた手は最高のマッサージツール!

ゆるみ・たるみは、自分の手を使ったマッサージで対処してみましょう。肌が触れた手を冷たく感じたらマッサージ効果は半減するので、事前に手を温めておくことがポイントです。マッサージの主な目的は血流を高めること。そのためにツボを圧す、筋肉をほぐすのはもちろんですが、手のひらが発する微量の遠赤外線で肌を温めることも大切なアプローチ。肌が温まると、マッサージの際に使うジェルやクリームの馴染みが良くなるので、効かせたいアイテムを使うと一石二鳥!例えば、形状復元タイプのゲルがピタッと密着し、うるおって肌にハリを与える「肌ラボ極潤リフトゲル」はオススメですね。

また、手にはセンサーのような役割も。丁寧に肌に触れていると、たるんでいる箇所や凝っている部分を見つけられるのも繊細な感覚を持つ手の平だからこそ。自分の手で自分の肌に向き合うことはとても大切です。

※形状復元とは、製剤の特徴のことです。

マッサージを始める前の準備

①手を温かな状態にするため、お風呂上りに行うか、手を擦ったり、ホットタオルや手浴で手を温めてから始めてください。

手をこすって温める

②温まった手に、普段お使いのクリームなどを通常使用量分取り、手の平で温めてから顔全体になじませます。その後、摩擦を抑えるために、マッサージする部位ごとにクリームを少しずつ足していきます。面倒に感じる場合は、最初と同量のクリームを取り、額と両頬、鼻、あごの5か所に分けてちょんちょんと置いておくと手間がかかりません。

<マッサージのポイント>

・手を動かす際は、肌を引き上げることを意識してください。
・マッサージはそれぞれ2セットずつ繰り返しましょう。

耳・額のマッサージ

マッサージの効果を高めるために、顔の肌温度を上げ、筋肉を動きやすくするよう、多くのツボが集まっている耳をほぐして血流を促します。耳はマスク生活でゴムに押されてストレスがかかっているので、しっかりほぐすと頭や目もすっきりしますよ。

①耳の手前にあるツボ(骨と骨の間にある窪みで、押して気持ちいいところ)を、人差し指と中指でほぐすようにグルグルと10回押しまわします。

押してみて痛気持ち良い箇所を探してみて

②耳たぶの少し上ぐらいを持ち、耳の根本から後ろ方向に大きくゆっくりグルグルと10回まわします。

耳を持ってグリグリと大きく回す

③耳の上側を持ち、息をゆっくりふーっと吐きながら5~8秒ぐらいかけて斜め後ろへ引っ張るように伸ばします。

ググーーっと斜め上へ引っ張る

次は額をほぐします。額を温め、ほぐすことは、脳のストレス緩和にもつながります。手の熱で額にアイロンをかけるように軽く圧をかけます。

④額を包むように両手の平を額の中央に当てます。クリームを肌の奥へ浸透させるイメージで、優しく円を描くようにほぐしながら、中央から外側へ。そのまま側頭部に進み、頭を包み込むようにして温めると、リラックス効果が高まります。

手の平で付け根でグッと圧をかけて

側頭部を押さえると目の疲れにも◎

目元のマッサージ

普段あまり意識することはありませんが、眉の筋肉は意外と凝っています。年齢を重ねるごとに下がってきた額の肌と、目を開け閉めするまぶたの力に挟まれて、眉の筋肉は盛り上がりがち。その凹凸感が老けた印象を与えてしまうので、なだらかにするために眉の筋肉をほぐしましょう。眉の凝りをほぐせば、目の周りの血行も良くなって目元もすっきり!眉の白髪予防にもなるので、艶やかな美眉のために若い方もぜひ今から始めてくださいね。

①人差し指と中指、薬指の3本で眉を押さえ、クルクルと円を描くように眉の筋肉をほぐします。

3本の指で眉をほぐす

②次に、まぶたが間延びするのを防ぐために、まぶたを目の奥へ折り込んで正しく目を開けるトレーニング。伸ばした人差し指の側面を眉に沿うように当てて、眉が動かないように固定し、目を開ける・閉じるの動きをセットで5回繰り返します。

眉を指で押さえながら目を開け閉め

③人差し指をカギ状に曲げ、第2関節と第3関節の間の平たい部分を眉に当て、ツボを刺激するように少し圧をかけて10秒間キープした後、ゆっくり放します。この時、テーブルに肘をついて人差し指に頭をもたれかけると、自分の頭の重みで適度な圧をかけることができます。

眉が凝っていることを実感!

鼻筋・頬のマッサージ

マスク時間が長くなると、マスクに押されて鼻がつぶれるように低くなり、鼻筋もあいまいになりがちです。その傾向が進むほど、たるんで鼻の下が伸びて口角が下がり、それに引っ張られて頬まで下がるという、負の連鎖につながります。そうなる前に、一日の終わりにはマスクに押された鼻筋を戻して整えましょう。

①加齢によって骨が痩せても小鼻は横に広がりやすくなります。なるべく鼻が小さく整うように、小鼻の付け根にあるツボを内側へ押さえながら、小鼻の張りを押さえて5秒間キープします。

グイグイを内側&奥へプッシュ!

②鼻筋を高く整えるために、両手の人差し指で、鼻のキワから中央へ、下から上へすくいあげるようにつまみながら、小鼻から鼻の付け根へ押し進みます。

鼻を高くするイメージですくい上げて

③付け根まで進んだら、目頭の少し下にあるツボを軽く押さえながら、目頭に向かって持ち上げます。この動きを5回繰り返します。

鼻の付け根をギュッと押さえる

次に、頬の筋肉のコリをほぐします。

④人差し指をカギ状に曲げ、第2関節と第3関節の間の平たい部分を頬骨の下に当て、ぐいっと頬をすくいあげるように圧をかけます。目を閉じて息をフーッと吐きながら10秒間キープし、ゆっくり放します。眉マッサージと同じように、テーブルに肘をついて人差し指を頬骨の下に置き、そこに自分の頭の重みをかけると、適度な圧をかけることができます。

頬骨のしたにぐぐっと指を入れる

自分の頭の重みで手軽に圧をかけられる

⑤仕上げに、手の平で頬を包み込み、肌をリフトアップさせるように持ち上げた状態を10秒間キープして終了です。

リフトアップした小顔をイメージ!

マッサージはじっくり挑んでも10分以内で終わります。時間が取れない時は、耳・額・目元・鼻筋・頬とパーツごとに分けて紹介していますので、毎日1〜2か所だけでも行ってみてください。特に目元は、軽くほぐすだけでも、翌日の目の印象が変わりますよ。

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