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知っておきたい妊活講座2 妊娠率「男女の35歳の壁」って何?

まるこ

ライター紹介:
ニックネーム まるこ

現在二児のママ。2人目不妊を経験しており、自身の体験も踏まえながら皆さまに役立つ情報をお届けしていきます。好きな言葉は、「思い立ったが吉日」。悩んだらまずはやってみるをモットーに日々育児に仕事に奮闘中!

妊娠と年齢には深い関わりがあります。その鍵を握る1つが「卵子の老化」です。聞いたことがある方も多いかもしれません。肌や体力など目に見えて感じる老化とは違い、卵子は、目に見えないもの。しかし年齢とともに、卵子の数が減ったり、質が低下したりと老化していきます。また男性も精子の力が落ちる可能性があることが分かってきました。加齢で正常な精液の量、精子の濃度や運動率が減少するというデータもあるそうです。精子の老化も不妊とも深い関わりがあるのです。
そして妊娠率がグッと低下してしまうのが「35歳」という年齢です。まだまだ若いですよね。しかし妊娠と年齢には深い関わりがあり、いずれタイムリミットがくるということも事実なのです。だからこそ、パートナーとこれからの妊活のことを話し、コミュニケーションを取ることも大切です。赤ちゃんが欲しいと望む時、まずは妊活の一歩を踏み出してみましょう。

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あれ?第二子がなかなか授からない
「2人目不妊」

「2人目不妊」という言葉を聞いたことがありますか?言葉の通り、2人目を望むのに、なかなか妊娠しないことを言います。一般的には「不妊」は1年間タイミングを合わせてセックスをしたけれど妊娠しない場合を指します。1人目は特に妊活を意識せずに自然妊娠したけれど、2人目がなかなか授からないということもあります。実は筆者も「2人目不妊」で悩んだ経験がありました。
「子どもは2人以上欲しい」と考えているのであれば、やはり「加齢」の問題が関わってくることを知っておきましょう。

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これで妊娠力アップ!
まずは一緒にやってみよう

妊娠しやすい体を作ることは妊活にとって大切なことです。結婚をしていて妊活をしている男女でも、妊活のために食事や生活習慣などを考えて生活している割合は約32%です。体への気配りが必要であると認識している人は約65%と多いものの、まだまだ実践できていないようです※1。何をしたらいいのか分からないという方のために、今日からパートナーと「ふたり」で始められる、「妊娠力アップ!」のちょっとした生活習慣をご紹介します。

※1 ロート製薬 妊活白書2018 N=1200

食生活

痩せすぎや肥満は妊娠に影響することがあります。パートナーと一緒にバランスの良い食生活を心がけると良いでしょう。

  • ・朝食を抜かない
  • ・洋食から和食中心にする
  • ・野菜中心の食事に
  • ・魚・肉・卵をバランスよく摂る
  • ・1日3食を決まった時間に
  • ・足りない栄養はサプリメントで補う

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葉酸

厚生労働省は、妊娠中だけでなく妊娠前から「葉酸」を摂取することを推奨しています。
ビタミンも大切な栄養素ですが、ビタミンA・Dは摂りすぎに注意しましょう。

※厚生労働省:神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について、平成12年12月28日

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運動

血のめぐりを良くする程度の軽い運動がおすすめです。ストレッチやウォーキング、股関節や骨盤を意識して動かすなどがいいようです。翌日にも疲れが残るほどの激しい運動は逆効果なので注意が必要です。

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冷え対策

妊娠のためには、卵巣や子宮の血流量が多いことが大切です。あたたかい湯船にゆっくり浸かったり、下腹部を温めたり、過度に冷やさないようにしましょう。
逆に男性は、長風呂やサウナの入りすぎには注意が必要です。精子が作られる精巣は熱に弱いという特徴があり、精子を作る造精機能に悪影響を及ぼす可能性があります。
ちなみに、男性の下着は、ブリーフよりもトランクスに。風通しが良く、熱がこもらないようにするのがおすすめです。

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タバコ・アルコール

喫煙は、妊娠力の低下や妊娠トラブルをまねく可能性があります。男性の喫煙は精子の数や運動性のいい精子の減少、さらに酸化ストレスで精子のDNAが損傷するおそれもあります。喫煙は控えるようにしましょう。
アルコールは適量にとどめておくことがいいでしょう。ただし、妊娠中の飲酒は、少量であっても赤ちゃんに影響を及ぼすのでNGです。

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禁欲しない

男性の精巣では日々新しい精子が作られ、一時的にたまったものが、射精のときに外に出ます。これをためすぎると、精子の質や動きが悪くなってしまうため、妊娠を希望する場合は、5日以上の禁欲はせず、最低でも週1回は射精して精子を外に出すことが大切です。できるだけ新鮮で活発な動きの精子を作る習慣をつけるといいようです。

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こころ

こころと体は繋がっているものです。できるだけストレスを感じないようにリラックスすることをおすすめします。例えば、趣味を見つけたり、お出かけしたり、お互いに思いやり、コミュニケーションをとったりなど、ストレスを溜め込まず、リフレッシュする方法を見つけてみるといいでしょう。

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妊娠率を上げるタイミングでセックスをする

妊娠を望むなら、積極的にセックスをするといいと言われています。また授かりやすいタイミングに合わせてセックスをすることも大切です。最も妊娠しやすいのは排卵日の1日前~排卵日だと言われています。また、排卵日の3日前~排卵日翌日も妊娠の確率が高くなる時期です。この間に何度かタイミングを取るといいでしょう。
「排卵日予測検査薬」を使えば排卵日を約1日前に予測できるので、しっかりタイミングを合わせたい!という人におすすめです。タイミングを合わせてもなかなか妊娠しない場合は、クリニックを受診してみましょう。

・「排卵日予測検査薬 ドゥーテストLHa」について詳しく知りたい方はこちら

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まずは一歩踏み出そう!

ロート製薬が行った調査によると、妊活経験者からの言葉では「早めの取り組み」「パートナーと協力して」でも「焦らないでマイペースで」というアドバイスが目立ちました※1。妊娠は年齢と深い関係があります。だからこそ経験者は、赤ちゃんが欲しいと望んだ時、その時こそが一番若いのだと知っているのです。だからまずは一歩を踏み出して欲しいのです。また女性だけの問題ではなく、パートナーと一緒に「ふたり」でするという意識も大切です。大切に想う相手だからこそ言えないこともあるかもしれないけれど、「ふたり妊活」をすることで、お互いを思いやり、気持ちのズレをなくすこともできるでしょう。

※1 ロート製薬 妊活白書2018 N=1200

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「6組に1組」?
悩まず気軽にクリニックに相談

赤ちゃんを望んでタイミングを取っても、1年以上授からなかった場合、何か原因があるかもしれません。日本産科婦人科学会によると『妊娠を望む健康な男女が、避妊をせず性交していても《1年間》妊娠しない状態』と規定されています。「たった1年で不妊?」と思う方も多いかもしれません。しかし日本では「6組に1組」不妊症に悩む夫婦がいると言われています。実際に何らかの不妊治療を受けている人の数は、なんと約50万人にものぼると推測されています。赤ちゃんが欲しいと望むのに、なかなか授からないことは決して珍しくなく、身近なことでもあるのです。
赤ちゃんを望みなかなか授からない方、また妊娠率が下がる35歳以上の方、早期の妊娠をご希望の方は、早めにクリニックに相談することをおすすめします。
また、ブライダルチェックなど、これから結婚、妊娠を控えている方への婦人科検査セットを実施されているクリニックもあるので気になる方は受けてみてはいかがでしょうか。
不妊の原因は、男女ほぼ半々と言われています。パートナーと「ふたり」でクリニックを受診することで、より詳しく不妊の原因を探ることができるので、「ふたり」で一緒に受診することをおすすめします。

ママになりたい、パパになりたい、その想いと勇気に。今からできることを、少しずつ始めていきましょう!

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・もっと妊活について知りたい方はこちら

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