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やり方次第で変わる!ボディラインをもっとキレイにする下着の着け方

「太った訳でもないのに、いつもの下着の着けごこちが変わってきた」。そんなお悩みから始まった、加齢と体型変化について学ぶこの企画。第1弾では、誰でも年齢とともに体型や肉質が変わることを教わり、今の自分のからだを知るためにワコールの新しい接客サービス「3D smart&try」を体験。項目別に分析された特徴を数値で見て、客観的に自分の体型を知ると同時に、どんな下着を選べばいいのかわかりました。
では、これで理想のシルエットになれるのかというと、答えはNo!下着は正しく着けてこそ、美しいボディラインへ整うのです。そこで今回は、意外と知らない正しい下着の着け方などを、下着のプロ・ワコールさんに教わります。自分でサイズを測る場合のポイントや気になる下着の小さな疑問まで、お役立ち情報がたっぷり詰まっていますよ!

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年齢に応じた下着の選び方とは?ブラから始めるボディエイジングケア

からだに合っていない下着や下着の着け方で、見た目の年齢が変わる?!

ワコールの各店舗では、ボディサイズの計測や商品選びだけでなく、正しい着け方も教えてもらえるそうです。お客さまのほとんどの方が、正しい着け方を学ぶことでシルエットが変化することに感動するのだとか。そんな話を聞くと、すぐにでもその着け方を教わりたいし、他に聞きたいこともいっぱい!そこで、実際に下着を着ける上での疑問と正しい着け方について聞きました。

松尾 裕子さん

教えてくださったのは

株式会社ワコール 広報・宣伝部 広報・宣伝課 啓発担当
松尾 裕子さん

2003年入社。近畿百貨店ビューティアドバイザー、教育担当を経て、2018年より現職。

Q. からだに合っていない下着や間違った着け方で、見た目の年齢や印象が変わることがあるんでしょうか?

A.
そうですね。からだに合った下着を着けることでシルエットが変わることに驚かれる方は多いんです。見た目の年齢や印象まで変わってくることも、ワコールのアンケートでわかっているんですよ。

・詳しく知りたい方は、
「ラブ、エイジング。」サイト内「バストは第2の顔? 女性の視線を調査!」
「“ビジネス好印象”をつくるインナーウェア選び How to講座」をご参照ください。

体型はもちろん、アウターに合わせて下着を選ぶことで、アウターの着こなしや見た目の印象も違ってくるんです。

Q. 正しい着け方を教わるとシルエットが変化するそうですが、何を間違っていることが多いのですか?

A.
ブラジャーで多いのが下記の2つのケースです。

① 着用位置が低い

ブラを下の位置に着けている方が多くいらっしゃいます。ワイヤーとバージスライン(バストのつけ根)を合わせることが大切なんですが、ご自身のバージスライン(バストのつけ根)より下の位置の方がとても多いですね。位置が低いことで、アウターから見えるバストの位置も低くなってしまいます。また、ブラ本来の機能も発揮しにくく、フィット感や着けごこちまでマイナスになってしまうことも。

②ストラップ調節がゆるすぎる・きつすぎる

購入した時のままで、一度も調節されていない方もいらっしゃいます。調節がゆるすぎると、せっかくブラのカップにおさめたバストをキープしたり、支えたりする力が少なくなってしまいます。“ストラップがよく落ちてくる”などのお悩みがある方も、考えられるケースは色々ありますが、調節不足ということも多いですね。また、逆にきつすぎてしまうと、肩に負担がかかり、苦しく感じてしまいます。
ストラップは着用している間に少しずつゆるんでくるので、時々の調節は不可欠。目安はストラップと肩に人差し指がすっと通るくらいです。

まずは、からだに合った下着を着けることが大前提にありますが、毎日の何気ない“ブラを着ける”という動作も、この2つのポイントを意識するだけで、美しく快適に着用することにつながるんですよ!

正しい着け方を知る!

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  • 1. からだを前に倒し、バストの底辺にワイヤーを合わせ、そのままの姿勢でホックを留めます。
  • 2. 前屈みのままストラップを少し持ち上げ、バストを脇から中央にしっかり寄せてカップにおさめます。
  • 3. からだを起こして、ストラップの長さを調整。人差し指がすっと入るぐらいがちょうどいい長さです。

この方法でもキレイにつかない場合は、ブラサイズが合っていない可能性が考えられます。

Q. ブラサイズが合ってないサインってあるんですか?

A.
はい、あります。実は、ぴったり合っているサイズを着けている女性のほうが少ないんですよ。ワコールの調査では、71%の女性が自分のサイズを勘違いしていて、その54%が小さいサイズのブラを着けていることがわかったんです。

※2008年 ワコール調べ

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バストの形とブラジャーが合っているかどうかのセルフチェック(合っていない)② 何もしなくてもカップの上部分が浮く
出典元:ワコール人間科学研究所

今のブラが合っているか不安なら、
「そのブラ合ってる?ブラを見直そう!」をチェックしてみてください。
また、お店で試着する時には、動いた時のフィット感と着用感を確認することも大切です。

◎腕を上下に2〜3回動かす
◎からだを左右に2〜3回ひねる
という動作を行い、確かめてみてください。

Q. 自分でできるサイズの測り方を教えてください!

ブラジャー編

A.
素肌ではなく、Tシャツや下着1枚など、できるだけ薄着の状態で測ります。今お持ちのブラジャーで最も合っているものを着用し、採寸。パット入りのブラの場合は、パットを外してください。

サイズの測り方

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測る場所はこの2か所。

  • 1. トップバスト
    胸のふくらみの一番高い部分の周囲を測ります。ふくらみを押さえないように注意して測りましょう。
  • 2. アンダーバスト
    胸のふくらみのすぐ下の周囲を測ります。少しきつく感じるぐらいのメジャーの締め方でぴったり測ります。

ブラジャーのサイズは、採寸したトップバストの数値とアンダーバストの数値から出します。

<アンダーバスト>
サイズ65の場合アンダーバストは62.5〜67.5cm
サイズ70の場合アンダーバストは67.5〜72.5cm
となっており、サイズの数字を中央値としてその前後2,5cmが許容範囲となっています。

<カップサイズ>
トップバスト — アンダーバスト = カップサイズ

・詳しく知りたい方は、以下をご参照ください。
「バストの測り方〜ブラサイズを調べましょう〜」
「サイズ表 ~ブラジャーのサイズ~」

ワンポイントアドバイス!

バストのサイズを1人で測るのは難しいので、できるだけお店の人に測ってもらうことをオススメします。第1弾でご紹介した「3D smart&try」もぜひ利用してみてください!
また、バストサイズは季節の変化などでも変わりやすく変化が大きいもの。シーズンごとが望ましいですが、少なくともブラジャーの買い替えの時には採寸するようにしましょう。

ブラと一口に言っても、胸もとにボリュームを演出するブラ、逆にバストを小さくみせるブラなど、使用するシーンやなりたいバストのご要望に合わせて実に様々あります。
また、求める機能に加え、バストの肉質、もともとのバストライン、体型、合わせる洋服など、条件によってもオススメのブラは変わります。
そこで、ブラの種類を勉強してみましょう!

ブラジャーの種類を知る!

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ショーツ・ガードル編

A.
できるだけ薄着になって採寸してください。補正力のない楽なショーツやパンツ1枚での採寸が理想的です。

サイズの測り方

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測る場所はこの2か所。

  • 1. ウエスト
    おへその少し上、ボディの一番くびれている部分を測ります。
  • 2. ヒップ
    おしりのふくらみの一番高い部分を測ります。

◎ショーツはヒップサイズが基準です。
ヒップサイズが、
82~ 90cm → Sサイズ
87~ 95cm → Mサイズ
92~100cm → Lサイズ

◎ガードルはウエストとヒップの数値から選びます。
・詳しく知りたい方は、
「ヒップ・ウエストの測り方〜ショーツ・ガードルのサイズを調べましょう〜」をご参照ください。

ワンポイントアドバイス!

ヒップとウエストサイズの許容範囲をみてサイズが異なる場合は、大きいほうのサイズを選ぶと快適に着用できますよ。

自分に合うショーツの選び方

デザイン豊富なショーツは、ローライズやビキニなどのウエスト丈や、ハイレッグやボーイレングスなどのすそ丈(脚ぐり)によって分類されます。自分が毎日を快適に過ごせる種類を見極めましょう。

自分に合うガードルの選び方

ガードルの役割は、ボディラインを美しく整えると同時にヒップの揺れを小さくすること。整えてくれるパーツは、ウエストからおなか、ヒップ、太ももまでと幅広く、その全てを整えてくれるものもあれば、ピンポイントを引き締めるタイプまで様々です。サイズや体型に合わないものを選ぶと、せっかくシルエットを整える用途のガードルなのに、かえってイメージしたシルエットにならないことも。

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(左)ボトムス着用写真 ステップ1 体型にあったボトム着用(460)
(右)ボトム着用写真 ステップ2 体型にあっていないボトム着用(460)
出典元:ワコール人間科学研究所

ガードルの種類を知る!

ウエスト丈の違いで選ぶ場合

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すそ丈で選ぶ場合

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同じ型でも、使われている素材などで補正力が強いもの・弱いものがありますので、お店で試されることをオススメします。

「ガードルは苦しい?」「ガードルはきつい?」と思い込んで、なかなか手が出せない方もいらっしゃるようです。でも、今どきのガードルは窮屈感もなく、1枚ばきできるタイプなど快適に着けられるものが増えています。何より、洋服がキレイに着られるようになったり、動きやすくなったりといった変化が感じられ、「ガードル1枚でここまで変わるの!?」と皆さん、とても驚かれますよ。ガードルを着けて、ボディラインに自信をもっていただきたいですね。

気になるけど聞きづらい下着のアレコレ、この機会に聞いてみました!

当たり前に着けている下着は、ボディラインを整えて美しいプロポーションを作り出すことが重要な役割。毎日のことだからこそ、適当に済ませず正しく使うことが大切だから、気になる悩みはここで解決!

Q. 今までいろいろ試したけど、なかなかフィットするブラと出会えません・・・

A.
女性のからだは美しく繊細な曲線でできているので、そのシルエットに寄り添い、より美しく整える下着を作るのはとても高い技術が必要です。そのため、ワコールのブラジャーは、曲線にフィットするように、なんと40以上もの細かなパーツで構成。その一つひとつを生産拠点の長崎工場をはじめとする全ての工場で、丁寧な手仕事によって縫い合わせ、立体的な理想のフォルムを再現しているのです。こうして端正に作られるブラは、昔から多くの女性に“からだに吸い付くよう”と評価をいただいているんですよ。店頭のビューティアドバイザーはお客さまお一人おひとりに合わせて、ブラ選びのお手伝いをします。お店で相談していただくことで、きっとご自分の体型にフィットするブラに出会えると思いますので、お気軽にビューティーアドバイザーにご相談ください!

・ワコールのブラジャーが作られる現場について詳しく知りたい方は、
「大人の工場見学in長崎工場」をご参照ください。

Q. バストの大きさが左右で違うので、カップ選びに悩みます

A.
小さい方に合わせると大きいほうのバストが押さえられてしまうので、基本的には大きいほうのバストに合わせて選ぶことをオススメします。多少の違いでしたら、パッドやストラップの長さで調整可能です。

Q. そもそもガードルって必要なんですか?

A.
ヒップは加齢によって変化するもの。横からみて半円形→下部がたわむ→ウエスト周辺のメリハリがなくなり、ヒップ頂点が下がる→内側に流れる、と変わっていくヒップを美しく整えるのがガードルです。また、種類によってはおなかやウエスト、太ももも整えるので、アウターの着こなしがぐっと変わりますよ。

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機能性ボトム着用前(50代)

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機能性ボトム着用後(50代) 出典元:ワコール人間科学研究所

Q. はいているうちにショーツがくいこんできて、ハミ肉になってしまいます

A.
ショーツのハミ肉には、ヒップサイズに合った適正なサイズはもちろんですが、裾まわりのデザイン選びも大切です。立体的な設計でおしりを底からしっかり包み込み、動いてもすそがズレあがりにくいタイプのショーツを試してみてください。

いかがでしたか?なかなか聞けない下着のお悩みは、毎日誰もが必ず身に着けるものだからこそ切実です。せっかく着けるなら、適当に済まさず、ここち良く美しく着けないともったいない! まずは自分のからだと向き合い、自分の今のサイズを知ること。そして、なりたいシルエットで最適な下着を選び、正しく着けて、理想のボディラインへ導くことこそ、年齢を重ねた女性に必要です。定期的な計測でその時に合った下着を着け続けることが、ボディのエイジングケアに繋がるのですね。加齢で変化するからだと向き合いながら、ボディも美しく整えていきましょう!

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