ショボショボ、かすみ…目の疲れを癒すレシピ

スマートフォンやパソコンが手放せない時代。夕方になると目がショボショボしたり、かすんできたり…。そのまま放っておくと、目の痛みや頭痛につながってしまうこともあります。少しでも違和感を感じたら、目薬の使用などと合わせて食生活の見直しを!老眼が気になる人にもおすすめのレシピをご紹介します。
この先生にききました!
国際薬膳師 溝間さおりさん
2007年国際薬膳師の資格を取得。現在、ロート製薬が運営する『旬穀旬菜カフェ』にてメニュー開発や、企業・地域に向けてセミナーを開催する。
目のケアには「血」を補うのが効果的!
目に嬉しい栄養を卵でぎゅっと閉じ込めて
牛タンとほうれん草の炒め物
目が疲れると、血が不足したり血流が滞ったりしてしまいます。そこで積極的に摂りたいのが、血を補う食材です。意外にも、牛タンは目の疲れやかすみにオススメの食材。手に入らないときは、レバーでも代用できます。同じく血を補うほうれん草(冷凍でもOK!)を組み合わせ、卵で包み込めば、栄養を余すところなく摂ることができます。
●材料(2人分)
牛タン…100g
ほうれん草…1/2束
卵…1個
●調味料
胡麻油…大さじ1
鶏がらスープ…大さじ2
濃口醤油…適量
塩…少々
こしょう…少々
●作り方
1. 牛タンは食べやすい大きさに切り、塩・胡椒(材料外)をふる。
2. ほうれん草は茹でて食べやすい大きさに切る。
3. フライパンにごま油を熱し、牛タンを炒める。ほうれん草と鶏がらスープを入れ、溶き卵を回し入れて炒める。濃口醤油、塩、こしょうで味をととのえる。
●POINT
ほうれん草は冷凍の物を使っても良い
牛タンの代わりにレバーを使用しても良い
おしゃれで栄養たっぷり!目が喜ぶスイーツ
ベリーの赤ワイン煮
目によい食材としておなじみのベリーに、血を補って循環を高めるプルーンと桃をプラス。ハチミツの量は、赤ワインの甘さを見ながら調整してください。ハチミツがなければ砂糖を使ってもOK。赤ワインには気の巡りをよくする働きがあるので、ぜひ煮汁もすべていただきましょう!
●材料(2人分)
ブルーベリー(生)…12粒
ドライクランベリー…12粒
ドライプルーン…6粒
桃(生)…1個
ミントの葉(あれば)…適量
●調味料
赤ワイン(甘口)…200cc
水…200cc
ハチミツ…50g~
レモン果汁…小さじ2
●作り方
1. 桃は8等分に切る。
2. 鍋に調味料を合わせてひと煮立ちさせ、すべての材料を加えて煮る。10~15分煮て、火を止め、冷蔵庫で冷やす。
3. 器に盛り付けて、ミントを飾る。
●POINT
ハチミツなけれは砂糖でもよい。
ワインの甘さによって、ハチミツの量を調節する。
見た目の第一印象は、目のケア次第で決まる!?
第一印象を大きく左右する目もと。すっきり輝く瞳は、それだけで若わかしく元気な印象を与えます。また目が疲れて血流が滞ると、クマの原因にも。健康のためにも、美しさに磨きをかけるためにも、日頃から目に優しい生活を意識してみてはいかがでしょうか?
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