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「頑張りすぎ」が老化の原因に!エイジングケアに効く疲れにくいカラダの作り方

日々の生活で当たり前に感じている疲れ。身近なものである反面、そのメカニズムは詳しく知らないという人も多いはず。私たちが普段感じている疲れ、実は放っておくと大変なことになってしまうのです!

※年齢に応じたうるおいケア

その疲れ、身体じゃなくて「脳」なんです

長時間の仕事のあと、激しい運動をしたあとに感じる“疲れ”。ぼーっとしたり眠くなったり、疲れは様々な形で私たちに影響を与えます。ところで、そもそもなぜ人は疲れを感じるのでしょうか?

仕事や家庭のことなど慌ただしい毎日の中で、ごくごく当たり前に感じている疲れ。細胞が傷つき錆びることで、本来の機能を果たせなくなる状態が、いわゆる“ 疲れている” という状態なのです。
「デスクワークでは、考える作業が続くので、頭が疲れたと感じますね。これは、脳に負担がかかって、脳細胞や脳にある中枢神経の細胞が傷つき錆びてしまうからです。パソコンに向かって仕事を続けていると、ぼーっとしたり、ミスが多くなったりするのはこのためなのです」

驚くべきことに、スポーツなど身体を使う運動による疲労も、身体ではなく脳の細胞が錆びることによって起こっているのだそうです。
「もちろん、筋肉細胞も錆びているのですが、日常的な労働や、一般的なスポーツでは筋肉はさほど疲れてはいません。本当に疲れているのは脳です。身体を動かすと、体温が上昇したり、呼吸や脈拍が早くなったりしますね。そのままの状態が続くと生命維持ができなくなりますから、発汗で体温を安定させたり、呼吸や脈拍を穏やかにしたりと、脳にある自律神経が秒単位で調整しているのです。最も負担がかかっているのは自律神経。つまり、脳が疲れているのです

考える仕事も運動も、疲れるのは脳。激しい運動やストレスを感じながら仕事を続けると、疲労の原因になります。ぼーっとする、眠くなる、飽きるなど、脳が発する疲れのサインを見逃さず、適度な休憩をとるようにしましょう。

疲労回復と疲れにくい身体づくり

仕事や運動で疲れたあと、その日のうちに疲労回復をすることが大切です。
疲労回復といえば「スタミナ食」「温泉」と思われる方もいるかもしれません。しかし実は、スタミナ食を食べても温泉に入っても、疲れが取れるわけではないのです。

スタミナ食や熱いお風呂は、疲れが取れるわけではなく、幸福感などによって疲労感が薄れるだけ……。
「最も重要なのは睡眠です。睡眠中は、活性酸素の発生が抑えられますから、その間、脳をはじめ、あらゆる細胞が修復されるのです。質のよい睡眠をとることが、翌日まで疲労を持ち越さない一番いい方法です」

「それじゃあ、たくさん寝れば疲れが取れるんだ!」
いいえ、ただ長時間寝ればいいというわけではありません。大切なのは、“質のよい睡眠”。毎日同じ時間に就寝、起床する、起きたら朝日を浴びるなど、生活リズムを整え、質のよい睡眠をとることを心掛けましょう。

また、疲れにくい身体をつくることも大切です。疲労を起こしにくくする3つの習慣を身につけましょう。

イミダペプチドを摂る

近年の研究から、イミダペプチドという成分に、高い疲労軽減効果があることがわかりました。イミダペプチドは、動物の身体の中で最も酷使する部分に存在し、疲労しないように助ける働きを持つ成分。長距離を移動する渡り鳥や、ずっと泳ぎ続けるマグロやカツオに豊富に含まれています。イミダペプチドを豊富に含む食材は鶏の胸肉。安価で入手しやすく、しかも低カロリー・高タンパク。上手に食事にとり入れましょう。

体力をつける

疲れやすさと深い関係があるのが、体力。体力は、車のエンジンのようなもの。軽自動車のように小さなエンジンの車が高速で長距離を走ると故障してしまいますが、スポーツカーのような大きなエンジンの車であれば何の問題もありません。年齢を重ねるごとに体力が落ちていくのは、エンジンのサイズが小さくなっていくようなものなのです。疲労を起こしにくくするためにエンジンを小さくしないこと、筋トレや軽い運動で、体力をつけておくことが疲れにくい身体作りに役立ちます。

紫外線を浴びない!

激しい運動やストレスと同様、紫外線も細胞を錆びさせる活性酸素の発生源。肌老化を防ぐために日焼け止めを塗ることに加えて、サングラスをかけることもお忘れなく。目から入ってくる紫外線は、シミの原因になるだけでなく、疲れの原因にもなるのです。マラソン選手がサングラスをかけるのは、単に太陽がまぶしいという理由でなく、紫外線が招く疲労を防いでいるのです。紫外線は3月から強くなりますので、特に気をつけましょう。

休むことによって疲労は回復しますが、疲労の度合いが大きいほど、回復にかかる時間は増加します。疲れにくい身体作りをすることで、回復の時間を短縮することができるのです。

疲れをためると、老化が深刻に!?

突然ですが、老化のメカニズムはご存知でしょうか?ここまでお話してきた疲労の話、実は老化と密接に結びついているのです。

鏡を見て、老けた気がする、と思ったことはありませんか? 忙しい日々が続いて、疲れが顔に出ているだけ、と片付けてしまうこともよくあると思います。「疲れているから、今、ちょっと老けて見えるだけ」。残念ながらその考えは大きな間違い!実は疲労と老化には密接な関係があり、疲労を放置してしまうと、どんどん老化が進むことがわかってきたのです。
「例えば、自転車のチェーン。少し錆がついていても、走行することはできますね。この状態が疲労。しかし、その錆がどんどん増え、こびりついてしまうと、まともな走行ができないばかりかまったく動かなくなってしまう。これが老化なのです。つまり、疲労を蓄積させないこと、その日の疲れを翌朝に残さないようにすることが、一番のアンチエイジングになるのです」

老化の分かれ道

忙しいとつい削りがちな睡眠時間。その積み重ねが疲労を蓄積させ、老化を進行させてしまいます。毎日の疲労ケアをしっかりと行い、美と健康を手に入れましょう。

女性ホルモンは、からだの99%を支配している

また、女性のエイジングケアを考える上で、切っても切り離せないものが、女性ホルモン。「女性の体は、99%が女性ホルモンに支配されている」というほどで、美と健康には欠かせないキーワードです。

「肌あれや大人ニキビ、冷え性、肩こり、頭痛、便秘、だるさなど、現代の女性の多くが悩んでいるそれらの症状は、ホルモンバランスがくずれていることが原因なんです」
女性ホルモンは、月経や妊娠、授乳など女性だけが経験する身体の変化に関係するだけでなく、潤いある肌や髪、丸みを帯びた身体、穏やかさなど女性らしさを生み出すもと。それに加え、女性の健康を守る働きまであるのだそうです。

女性ホルモンには、女性らしさと健康を司るエストロゲンと、妊娠にかかわるプロゲステロンがあり、それらの変動によって身体も心も揺れ動きます。

「エストロゲンが増える時期には、肌や身体の調子も、気分もよくなりますが、プロゲステロンが増えてくると、水分を溜め込みやすいので、むくみや便秘になりやすい。気持ちがひどく落ち込むPMS(月経前症候群)に悩む人も多くいます。現代女性は、このふたつのホルモンの波に大きく影響を受けているんです」
「ストレスを解消する、栄養バランスの整った食事をする、良質な睡眠をとる。日常生活を見直しながら、1週間ごとに変化していくホルモンの波にうまく乗りましょう。エストロゲンが多いときは心身ともに快調な“キラキラ期”。友だちや恋人、家族と出かけたり、スポーツなど身体を動かすイベント、職場の仲間との食事会などにどんどん参加しましょう。アクティブに楽しめる上、人間関係も深められます。逆にプロゲステロンが増える月経前は“不調期”ですから、のんびり映画を見たり、本を読んだり、ひとりでリラックスする時間を。イライラして怒りっぽくなるときなので、無理な人づき合いは避けるほうがいいですよ」

老化の分かれ道

貴重なエイジングケア成分である女性ホルモンを整え、年齢とともに減少する量を少しでもゆるやかにすることが、美しさや心身の健康のために必要です。

いかがでしたでしょうか?脳が発する疲れのサイン、女性ホルモンの乱れを見逃さず、いつまでも健康とキレイを保ちましょう!

・出典元:太陽笑顔fufufu

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