ロート社員が実践する8000って何の数字?〜ロート流健康経営とは〜

現在、ロート製薬では全社員が活動量計を携帯して「毎日8000歩以上、20分以上の早歩き」を実践中!この取り組みは、社員の健康をサポートするものですが、実はそれだけが目的ではありません。ロートはなぜ、社員の健康を大切にするのでしょうか?その想いの裏側をのぞいてみましょう!

この人に聞きました!
健康経営推進グループのリーダー
坂手秀章
社員一人一人のエネルギーがロートの力になる!
ロートでは「イキイキとした社員のエネルギーが、商品やサービスに伝わり、その結果お客様により良い価値を届けられる」と信じています。社員が健康でないと、企業の生産性は高まらないということです。もし仮に、朝食を食べる時間がなく、夜も寝るのが遅い。そんな不規則な生活を送っている社員がいたらどうでしょうか? 仕事中は頭がフラフラで、仕事効率も最悪ですよね。これではお客様を健康にできるアイデアなんて生まれないですよね。
ロートでは「社員一人ひとりの健康が、多くのお客様の健康に繋がる」と考えていて、その根底には「お客様を健康で幸せにしたい」という純粋な想いがあるんです。そういった考えの元、発売された商品もあります。例えば『ダルーラ』は、「忙しくて朝食が取れないという方の健康を守りたい」という考えから生まれました。
やるからには負けられない! 全社で取り組む健康づくり
ロートには健康に対する意識の高い社員が本当に多くいます。これまでも皆が本気になって健康づくりに取り組んできました。30年以上も前からスタートした大運動会では、チーム分けも部署別ではなく、誕生日や干支など毎回違うので「あの人って同じ歳だったんだ」「こんな人いたんだ」と社員同士の交流にもつながっているんです。 2016年には社員の健康増進をより積極的に推進する「健康経営推進グループ」も設立され、活動がますます盛んになりました。
ロートでは、会長や社長を含む全社員が活動量計を身に着け「1日8,000歩、20分以上の早歩き」を実践しています。また、年に数回の「とこチャレ」のイベント開催中には、全社員が10名程度のチームに分かれて、達成率をチーム対抗形式で競い合います。小さなことですが、全社員で楽しく取り組むことで普段以上に“歩くこと”への意識が上がっているようで嬉しいです。意外にも成績が優秀なのは、50代男性で、健康への意識がぐんと高まった人が多いみたいですよ。もちろん働き盛りの20~40代の社員も実践的に取り組んでいるので、健康に対する意識が変わったという声が続々と届いています。運動会やとこチャレなど、どんなイベントに対してもやりだしたら本気で取り組むのがロートの社員なんです。
社員一人ひとりがビジネスの芽を創出し、薬に頼らない製薬会社を目指す。
「薬に頼らない製薬会社になりたい」。それが私たちロートが目指している理想の姿ですね。実は製薬会社でありながら、ただ薬を作っているだけじゃないんです。医食同源という言葉がありますよね? 食という視点から健康を見つめ直し、『旬穀旬菜』といった薬膳料理を提供するレストランも手がけています。こういったアイデアが生まれてくるのも、健康でイキイキと働く社員がロートにはたくさんいるからでしょうね。
これからも社員一人ひとりのポジティブなエネルギーを、価値ある商品やサービスへ変え、健康の輪を世の中に広げていきたいと考えています。ロート社員が健康になればなるほど、お客様の健康につながると信じていますので、是非皆さんも私たちと一緒に健康になっていきましょう!
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