マスク時代は、目元が大事!キレイなまつ毛の育て方

マスクを着用して過ごすことが当たり前となった今、マスクをしているときに唯一見える目元の印象はとても大切です。ところが、鏡に映った自分を見て、目元に力なく、寂しい印象になってきたと感じることはありませんか?それは、まつ毛の老化が原因かもしれません。
目元に自信を持つためには、メイクアップで目元を華やかにしてあげるだけでなく、まつ毛を健やかに育む“まつ毛ケア”が欠かせません!ところが、お肌のお手入れは毎日行うけれど、まつ毛のお手入れまで意識されている方はまだまだ少ないのが現状です。
そこで今回は、マスク時代に習慣化したい、まつ毛のケア方法をご紹介します。
知っておきたい!まつ毛のメカニズム
まつ毛の構造
毛の発育には、毛根の深部にある「毛母細胞」と「毛乳頭」が重要です。
まず毛乳頭が毛細血管を通して、血液から栄養や酸素を受け取ります。そうして受け取った栄養を、毛乳頭は毛母細胞に渡し、毛母細胞はそれらの栄養をつかって細胞分裂を繰り返し、髪の毛やまつ毛を作り出しているのです。

まつ毛の発毛サイクル
毛は、伸びる期間【成長期】→成長が止まり、毛が抜ける期間【退行期】→抜け落ちてから発毛までの準備段階に入る時期【休止期】を1サイクルとする毛周期を繰り返しています。髪の毛は1サイクルの毛周期が2~6年かかるのに対し、まつ毛は成長期が約40日、退行期・休止期が約80日のサイクルで、約120日で生え変わります。このように髪の毛と比べ、まつ毛の伸びる期間は短く、すぐに抜けて、また短い毛が生えてくるので、髪の毛のように伸び続けずに一定の長さを保っているのです。
<毛周期>


なぜ、加齢とともにまつ毛は貧弱になっていくの?
髪の毛同様、まつ毛も年齢とともにボリュームが減り、細く、短く、貧弱になっていってしまいます。年々、目元が寂しい印象になると感じてしまうのはこのためです。20歳から60歳までの女性123名のまつ毛の長さを調べたところ、50代は20代と比べ、なんとまつ毛の長さが10%も減少しているのだそうです。※1
※1 アオハルクリニック調べ

では、このまつ毛はなぜ貧弱になっていくのでしょうか。大きな原因は2つあります。
加齢に伴い成長期が短く、休止期が長くなる!
成長期に毛は毛乳頭から栄養を吸収し、長く、太く成長していきますが、加齢によるめぐりや代謝の低下によって栄養が十分に行きわたらなくなると、細く、短い毛になってしまいます。また、加齢とともに発毛力が弱まると、毛が抜け落ちてから次の発毛までの準備期間である休止期が長くなる、つまり毛が生えない期間が長くなってしまうのです。

アイメイクで受けたダメージの蓄積
目元を華やかにしてくれるアイメイクは、まつ毛にとって負担になることも多く、正しい使い方をしないとまつ毛へダメージを与えてしまっていることがあります。例えば、まつ毛をカールさせるビューラー。まつ毛を挟む力を入れ過ぎたり、ビューラーのゴムを長期間交換せずに劣化したものを使い続けたりすると、まつ毛に大きな負担がかかります。また、アイシャドウやアイラインなどのメイクが落としきれていないと、落とし損ねた汚れが酸化してまつ毛へのダメージにつながってしまいます。そして、貧弱になったまつ毛を補おうと、まつ毛エクステやつけまつ毛をがっつりと付けてしまうと、接着剤(グルー)が自まつ毛のキューティクルを痛め、つけまつ毛の物理的な重さも自まつ毛の負担に。このようなまつ毛へのダメージが長い期間蓄積され、まつ毛の健やかな発育に影響を与えてしまっているのです。

まつ毛も「糖化」する!
お肌や体の老化を引き起こすと注目されている「糖化」とは、身体の中でタンパク質と余分な糖が結びついてタンパク質が変性、劣化してしまう現象のことです。実はこの「糖化」、まつ毛にも生じてしまうのです。糖化された毛は、しなやかさが失われるだけでなく、切れやすい状態になるため、加齢によりまつ毛が貧弱になる原因の一つと考えられます。
今日からできる、キレイなまつ毛の育て方!
まつ毛の衰えは、誰しもが起きる現象です。ですが、お肌同様、まつ毛も正しくお手入れしてあげれば、健やかに、丈夫に育ってくれます。年だからと諦めずに、以下にご紹介する今日からできるまつ毛ケアをぜひ実践してみてください。
①目周りの血行を良くする
長く、丈夫なまつ毛を育てるためには、毛根にしっかりと栄養を届け、新しい毛を生み出す環境を整えてあげる必要があります。そのためには、まつ毛だけをケアするのではなく、目周り全体の血流を改善してあげましょう。
オススメは、就寝前に目元へ乗せる5~10分のホットタオルです。タオルを軽くぬらして絞り、レンジで温め、まぶたの上に乗せます。目元は皮膚が薄いので、ホットタオルを置く前に必ず熱さを確認してから置いて下さいね。(適温は約40度)
また、アイクリームを使って目周りのマッサージを行うことも効果的です。

マッサージを行うときは、皮膚の摩擦を抑えて滑りを良くするために十分な量のクリームをご使用いただき、まつ毛やまぶたにダメージを与えないよう、力を入れすぎずに優しく行うことがポイントです。
②優しく、しっかりメイクオフ
まつ毛が貧弱になる原因に挙げたように、アイメイクの汚れ残りは毛根の詰まりとなり、まつ毛の育毛環境にとって良くありません。しっかりと汚れを落とす必要があるのですが、決して強く擦ってはいけません。顔のパーツの中で目元の皮膚は最も薄く、頬の約1/3程度の厚さしかありません。そのため、まぶたもまつ毛も摩擦ダメージにとても弱いのです。擦らずに、しっかりと汚れを落とせるよう、クレンジングをなじませたコットンをまぶたの上に数秒おき、十分になじませてあげると、擦らずにメイクを落としやすくなります。お湯で落ちやすいフィルムタイプのマスカラを使うなど、メイク選びの際に落とすことを意識してみるのもオススメです。
また、メイクオフの時だけでなく、花粉症や目の疲れなどでも目を擦りやすいのでご注意ください。目元を触るときには、剥きたての桃を扱う力加減を意識してみるのが良いでしょう。

まつ毛専用の美容液を賢く活用!
まつ毛を健やかに育てるには、まつ毛専用の美容液をスキンケアの中に取り入れてみることもオススメです。
♥エピステーム パワライズラッシュセラム

販売名:エピステーム パワライズラッシュセラム
化粧品
長年、目の研究をし続けてきたロート製薬の研究から生まれたまつ毛にハリ・コシを与える「ラッシュプロコンプレックス※2」配合のまつ毛美容液。まつ毛の根元にうるおいを与え、ハリ・コシのある伸びやかなまつ毛へと導きます。細筆タイプで目のキワにしっかり塗ることができるので、まつ毛の根元に美容液をしっかり届けます。また、目のプロフェッショナルであるロート製薬だからこそ開発できた、目に入ってもしみにくい、こだわり処方のまつ毛美容液です。
※2 クララ根エキス、カンゾウ根エキス(保湿成分)
・「エピステーム パワライズラッシュセラム」について詳しく知りたい方はこちら
♥エピステーム パワライズ セラムマスカラ

販売名:エピステーム パワライズ セラムマスカラ
化粧品
パワライズラッシュセラム同様、まつ毛美容液成分「ラッシュプロコンプレックス※2」を配合し、メイクしながらまつ毛をケアできるマスカラです。年齢を重ねたまつ毛も力強く、太く、のびやかに※3。1度塗りでもしっかりと存在感のあるまつ毛に仕上がります。また、フィルムタイプでにじみにくく、メイクオフはお湯でするっと落とせるので、まつ毛にも負担になりにくいのが嬉しいポイントです。
※3 メイクアップ効果による
・「エピステーム パワライズ セラムマスカラ」について詳しく知りたい方はこちら
いかがでしたでしょうか。このマスク時代においては、顔の印象=目元の印象と言っても過言ではありません。そんな中、まつ毛が力強く、ぐんと上向きだと、気持ちも生き生きとしてきますよね。まつ毛を強く、美しく育てるために、お肌のケアに加えてまつ毛ケアもぜひ取り入れてみてください。