目薬のプロはここが違う!6つの使い分けで健やか目をキープ

スマホやパソコンなどのOA機器の普及に伴い、何かと目を使う機会が多い現代人にとって、目薬は身近な存在。生活の一部として、日常的に使っている方も多いのではないでしょうか。いつでも使えるようにと、ポーチに入れて持ち歩いているという話もよく聞きますが、目がかゆい時も疲れた時も、全て同じ目薬で済ませていませんか?症状が違えば原因も違うように、さすべき目薬も異なるもの。目的に合っていない目薬を使っていてはもったいない!そこで今回は、目薬のプロともいうべきロート社員の使い分け法をご紹介。症状やタイミングに合わせた目薬選びの参考にしてくださいね。

教えてくれたのは
開発担当 ロートネーム:ゆかさん
まずは、代表的な目のトラブルの症状や原因をチェック!
目薬は目のトラブルに合わせて選ぶのが基本。そう言われても、何がトラブルなの?この症状も当てはまる?などのギモンが出てきますよね。そんなわかりにくい目の症状について、ここで軽くおさらいしましょう。
眼疲労
目を酷使しすぎて頭痛や肩こりを引き起こしている!?
普段ならなんでもない程度の作業でもすぐに目が疲れる、目が痛い、ぼんやりかすむ、普通の光がまぶしく見える、何もしていないのに涙が出る、と様々な症状が表れる眼疲労。原因として最も多いのが、頻繁なピント調節を繰り返されるVDT(パソコンなどのディスプレイのこと)作業によるものです。ほかにも、ドライアイや目の疾患、過労、乱視や老眼なのにメガネを使わない、などが原因の場合もあります。
目の乾き
パソコン、スマホ、ゲーム時間が長い人は要注意!
ドライアイは、涙の量の減少や質の低下によって目の表面が乾く病気で、目がゴロゴロする、疲れやすい、痛い、重いなどの不快症状が特徴です。空気の乾燥や、コンタクトレンズ(特にソフトレンズ)をつけているからといった理由もありますが、特に注意すべきは瞬きの減少。VDT(パソコンなどのディスプレイのこと)作業中は、集中して凝視を続けるために瞬きの回数が減り、目の乾き症状が起こりやすくなります。車の運転やゲームなども瞬き減少の原因になるので、注意が必要です。
充血
外部からの刺激や疲れの他、酸素不足が原因のことも!
目の周りの皮膚や粘膜の表面が赤く見える充血は、血管が拡張している状態。目にゴミが入ったり、目を強くこするなど、外部からの物理的な刺激を受けることで、ヒスタミン(化学伝達物質)が血管や神経を刺激するのが原因です。また、長時間コンタクトレンズをつけていたり、ひどく目が疲れたりすると、角膜は酸素不足に陥ります。その角膜に酸素を供給しようと血流量が増加した結果、充血が起こる場合もあります。充血がなかなか取れない時は目の病気かもしれませんので、放置せずに眼科医の診察を受けるようにしましょう。
症状別の目薬を選んだ後は、正しい使い方にも注意
このように、目のトラブルには様々なタイプがあり、原因も対策も異なるため、一つの目薬で全てケアするのは難しいのです。「じゃあ、どうすればいいの?!」という声が聞こえてきそうですが、そんな時こそ、症状に合わせた複数の目薬を併用してください。ただし、使い方には要注意。続けて使わず、5分以上間隔を開けてさすこと!また、寝る前に目薬をさす場合は、就寝の5分以上前に使いましょう。
ロート社員がリアルに使っている目薬を公開します!

“目薬は症状に合わせて選ぶもの”とおわかりいただいたところで、今度は目薬を熟知したロート社員ならではの活用法をご紹介。目の健康を保つのに役立ちそうな、生活シーンに合わせた使い分けに納得です!
“うるおい重視派”の私の使い分け方法

教えてくれたのは
開発担当 ロートネーム:ゆかさん
夜更かしした翌日や、目が疲れている時など、コンタクトレンズをつけにくい朝は、うるおいを与えてくれて、装着液としても使える『ロートリセコンタクトw』や『ロートCキューブ プレミアムフィット』をプラスしています。スムーズにコンタクトレンズがつけられる上に、目の不快感もケアしてくれます。
コンタクトレンズを外した後など目に違和感を感じる日は、寝る前に『養潤水』をさしています。寝ている間、角膜の修復を助け、目の疲れに効くので、翌朝の目のすっきり感が違います。
ロートリセコンタクトw

販売名:ロートリセコンタクトw
第3類医薬品
コンタクトレンズをつけている間の乾きや不快感をケアするのはもちろん、装着液として使えばレンズの装着がスムーズに。角膜をしっとりケアし、瞳にうるおいを与えます。
・「ロートリセコンタクトw」について詳しく知りたい方はこちら
ロートCキューブ プレミアムフィット

販売名:ロートCキューブ プレミアムフィット
第3類医薬品
コンタクトレンズをしっとり包み込み、乾いた瞳にうるおいを与える目薬としても、レンズがつけやすくなる装着液としても使い勝手バツグン。レンズをつけたまま使えて、いろいろな場面で活躍する便利な目薬です。
・「ロートCキューブ プレミアムフィット」について詳しく知りたい方はこちら
ロート養潤水α

販売名:ロート養潤水α
第3類医薬品
睡眠中に活発になる角膜細胞の修復活動に着目。栄養成分が、角膜細胞の修復しようとする力を助けるとともに、新陳代謝を促進し、疲れた目の回復を促します。
・「ロート養潤水α」について詳しく知りたい方はこちら
“すっきりシャキッとしたい派”の私の使い分け方法
私は、疲れている時や体調があまりよくない日など、いつもより目がゴロゴロしたり、まぶたのフチが赤くなりがちなんです。そんな時は『新緑水』でケアすると、目がすっきりと落ち着く感じがします。
寝る前など刺激を求めない時は、清涼感を抑えた『新なみだロート・ドライアイ』でやさしく目にうるおいを補給するなど、その時の気分によって使い分けしています。
ロート新緑水b

販売名:ロート新緑水b
第3類医薬品
朝や日中の目やに、目のかすみ、充血、まぶたのただれなどが気になる時にオススメです。生薬由来の有効成分が炎症をしっかり鎮め、目のかすみや眼病予防に効果を発揮します。
・「ロート新緑水b」について詳しく知りたい方はこちら
新なみだロート ドライアイ

販売名:新なみだロート ドライアイ
第3類医薬品
油層・水層・ムチン層という涙の3層構造にアプローチした、目の乾きや疲れに効果的な目薬。涙のようなしっとりとしたさし心地で、不足した瞳のうるおいを補給します。
・「新なみだロート ドライアイ」について詳しく知りたい方はこちら
他にもある!こんな時に目薬を選ぶポイント
目の老化
年齢に伴い、かすみ目や疲れ目、目のかわきといった症状が増えてきます。各症状への効果がある成分が入った目薬をお選びください。ピントがあいにくいと感じる場合は、ピント調節筋(毛様体筋)の機能を改善する、ネオスチグミンメチル硫酸塩入りを。また、目の細胞を活性化させる作用があるビタミンやアミノ酸などが入った目薬もオススメです。
花粉症
花粉症の症状予防にも目薬がお役立ち。花粉症用の目薬には、辛い目のかゆみや充血などの症状を予防・抑制する効果が期待できる成分が入っているものもあるので、ひどくなる前からのご使用をオススメしています。
紫外線
大量に紫外線を浴びた後には、紫外線による目のダメージを抑制する硫酸亜鉛入りの目薬でしっかりケアしましょう。
長年目の研究を行ってきたロート製薬の社員の、普段の目薬の使い方はいかがでしたでしょうか?
目薬を使ってもイマイチすっきりしない…とお悩みの方がいたら、それは症状に合わせた目薬をきちんと選んでいないのかもしれません。症状に合わせて上手に使えば、目薬はもっと身近で便利な存在になれるはず。目のトラブルを見直して自分の症状を確かめた上で、今回ご紹介した活用法を参考に、最適な目薬で大切な目をケアしてくださいね。