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今注目を集めている「シリコーンハイドロゲルレンズ」とは!?

今注目を集めている「シリコーンハイドロゲルレンズ」とは!?

ハード、ソフトに続き、今注目を集めている「シリコーンハイドロゲル」。その実態とはどのようなものなのか? メリットおよびデメリットについて詳しくご紹介します!

まずは従来型レンズの特徴をおさらい!

新素材「シリコーンハイドロゲル」について知る前に、まずは従来型レンズである「ハード」と「ソフト」の特徴についておさらいしましょう。

まずは従来型レンズの特徴をおさらい!

ハードコンタクトレンズ

例えるならば「ザル」のような構造をしています。レンズに微細な穴が空いており、この穴から直接、目にたっぷりの酸素が届けられるのがメリットです。一方デメリットとして硬い素材でできているため違和感を覚えやすく、ズレやすいため、激しいスポーツなどには向いていません。

ソフトコンタクトレンズ

例えるならば「スポンジ」のような構造をしています。水分を吸収しやすい素材でできており、レンズが含んだ水分を通じて、目に酸素が届けられます。柔らかな素材で、装用時の違和感が少ないことが大きなメリットですが、涙の少ない人には乾燥感を感じやすいというのがデメリットです。

ハードとソフトとのいいとこ取り!

新素材「シリコーンハイドロゲル」は、ハードにおける酸素透過性の高さと、ソフトにおける装用感を兼ね備えたレンズです。「シリコーン素材」は水分を介してだけでなく、ハードのように素材自体がたっぷりの酸素を通すことができます。同時に、質感は水分を含む柔らかな材質のため、装用時の違和感を覚えづらいというわけです。また、シリコーン素材はソフトの弱点である「乾きやすい」を克服しているところも特徴といえます。

最大の特徴は「酸素透過性」の高さ!

「シリコーンハイドロゲル」素材のコンタクトレンズを知る上で、欠かせないキーワードが「酸素透過性」。すなわち、レンズがどれだけ酸素を通すかを示す度合いのことです。目の細胞も呼吸をしているため、レンズが酸素を通さなければ呼吸困難のような状態におちいり、ドライアイや角膜障害などの眼疾患を引き起こす原因となってしまいます。ですから瞳の健康において、酸素透過性の高さは重要です。

眼科医と相談してベストなレンズを選ぼう!

眼科医と相談してベストなレンズを選ぼう!

「シリコーンハイドロゲル」にも短所はあります。シリコーンは脂質との親和性が高いため、レンズに脂汚れが付着しやすく、除去しにくいのです。レンズメーカーは、これらの課題を克服するためレンズに加工を施していますが、どのタイプを選ぶにせよ、コンタクトレンズを使用するには眼科医の診断が欠かせません。どのタイプが自分に合うのか、体質はもちろん、ライフスタイルにも合わせ、適切な眼科医に相談することが大切です。

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