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「眼精疲労」が原因でおこる頭痛の種類と対処法

パソコンやスマホが普及した現在、「疲れ目なんていつものこと」と軽く考えている人も少なくないのでは? しかし、あなどっていてはキケンです。重度の「疲れ目(眼精疲労)」は、体全体にさまざまな悪影響を及ぼすことも。その代表的な症状が「頭痛」。今回は「眼精疲労」が原因でおこる、頭痛の種類と対処法をご紹介します。

「疲れ目」と「眼精疲労」は違う!?

意外に思われるかもしれませんが、「疲れ目」と「眼精疲労」は医学的には区別して考えられています。「疲れ目」は、目を休めることや睡眠などで目の疲れが改善されますが、「眼精疲労」とは、休憩や睡眠をとっても症状が改善されず、頑固に長引く状態を指します。また、眼精疲労は目の疲れだけではなく全身に悪影響を及ぼし、頭痛や肩こり、倦怠感やめまいなどを引きおこすこともあります。

「眼精疲労」が引きおこす2つの頭痛と対処法

「眼精疲労」が引きおこす2つの頭痛と対処法

「眼精疲労」を原因とする頭痛には、大きく分けて2つの種類あります。それぞれの頭痛の特徴的な症状と、効果的な対処法についてご説明します。ただし、これらの対処法の中には真逆の効果を及ぼすものもありますので、できれば医師の意見を聞くなどして慎重に行ってください。

【1】緊張型頭痛

長時間のデスクワークなどで目の周り、首、肩の筋肉が緊張することによって、血流が悪化したために発症する「血管収縮型」の頭痛。頭がキリキリと締め付けられるように痛み、目の奥が痛んだり、倦怠感やめまいなどを引きおこしたりします。 対処法としては、緊張した筋肉をほぐし、血行を改善すること。入浴してリラックスしながら首や肩をあたため、ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐしたり、蒸しタオルで目をあたためてみることも有効です。

【2】片頭痛(偏頭痛)

こめかみが脈打つようにズキズキと痛み、ひどいときには吐き気をともなうこともある「血管拡張型」の頭痛。女性が悩まされることが多く、月に数回、発作的のように痛みが襲ってくるところも特徴。 数時間経って治まるケースもありますが、中には数日間にわたって頭痛が続いてしまう場合もあります。緊張型頭痛とは異なり、血管を拡張する入浴やマッサージなどはしないほうが堅実です。 対処法としては首筋や目の周囲、こめかみのあたりを冷やす、こめかみを指で押して血流を阻害するなど。また、痛みのある期間は静かな部屋で、体を横にして休むようにしてください。

目に優しい生活習慣を身に付け「眼精疲労」を予防しよう

「眼精疲労」が誘発する症状は、頭痛だけではなく、肩こりや吐き気など様々な全身症状を引きおこしかねません。そのため、暮らしの中で目に与えるストレスを軽減することも大切です。自分に合った視力矯正器具(メガネやコンタクト)を使用したり、暗い部屋での作業をできるだけ避けたり、パソコンに向き合う時は正しい姿勢で座ったりと、目にやさしい生活習慣を心がけましょう。

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