あなたは大丈夫!?いま急増中の「スマホ老眼」にご注意!

いま『スマホ老眼』が20代~30代の人たちに増えているといいます。スマホの使い過ぎにより、目のかすみを感じたりピントが合わなくなったりと、まるで老眼と同じような症状が出てしまうというものです。その原因と予防法について解説します。
なぜいま急増中!?若者の「スマホ老眼」

わたしたちは、目の中にある「毛様体」と呼ばれる筋肉を使い、「水晶体」と呼ばれるレンズの厚みを変えてピントを合わせています。しかし、スマホのように目に近いものを長時間見続けていると、この筋肉が疲れて凝り固まり、動きが鈍くなってしまうため、ピント調節が上手くできなくなります。これにより視界がぼやけ、ピントが合いづらくなってしまう現象が「スマホ老眼」です。また、スマホなどが発するブルーライトはサーカディアンリズムにも影響するといわれており、夜遅くまでブルーライトを浴び続けると「かくれ時差ボケ」になりかねませんので、スマホに夢中になり過ぎるのは要注意といえます。
「スマホ老眼」を予防・改善するエクササイズ
では、「スマホ老眼」にならないためには、どうすればよいのか。もっとも有効な解決策として挙げられるのは、やはり「スマホの利用時間を短くする」こと。「意識的にまばたきの回数を増やす」「1時間使ったら10分休憩する」といったことを心がけるだけで、予防につながるといわれています。また、「指先追いかけ体操」により目の周囲の筋肉を鍛えることで、老化を防ぐという方法もあります。こちらは朝起きた時や仕事をする前などに行うのがオススメです。

指先追いかけ体操
【1】目から30cmくらい前に、片方の人差し指を出す。
【2】顔は正面を向いたまま、目の高さにある人差し指を右に50cmくらい動かし、目だけで追う。
【3】次に左へ50cmくらい動かし、目で追う。
【4】同じように「上、下」「右上、左下」「左上、右下」と動かし、目で追う。
※人差し指を動かすときは、1往復1秒がセット
スマホの使い過ぎに注意して目をいたわろう!
スマホはとても便利なツールですが、過度に利用すると目に負担がかかってしまいます。この機会に使い方を今一度、考えてみてはいかがでしょうか。