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視力が良いと疲れやすい!?目の疲れを取る3つの習慣

あまり知られていませんが、「視力がいい」ということと「目がいい」ということは、必ずしも同じではありません。というのも、最近では「視力がいい」といわれてきた人ほど「目の疲れ」を訴えることが多いためです。では、疲れ目の原因とはいったい何なのか? そのメカニズムに迫ります。

目の疲れの原因は「がんばり過ぎ」!?

目の疲れの原因は「がんばり過ぎ」!?

なぜ、「視力がいい」と「目の疲れ」を感じやすいのか? その原因をひと言で表すなら、「目ががんばり過ぎているから」。パソコンやスマホなど、近くのものを見ることが中心になった現代社会においては、「視力がいい」目であるほど、ピントを合わせるためにがんばらないといけないのです。くわしく理解してもらうために、まずは目がピントを合わせる仕組みについて解説しましょう。
目の内部にはレンズの役割を果たす「水晶体」というものがあります。この「水晶体」の厚みをピント調節筋と呼ばれる「毛様体筋」で変化させることが、ピントを合わせる仕組みです。遠くを見るときは「毛様体筋」がリラックスした状態、近くを見るときは緊張した状態となるのですが、現代社会では近くのものを見ることが多いため「毛様体筋」は緊張状態を長時間続けなければいけなくなっています。これこそが、目の疲れの原因である「目ががんばり過ぎている」状態。たとえばスポーツをして筋肉を使い続けると、その部分がだるくなるなど疲れを感じますよね。目にも同じことが起こっているのです。

目の疲れの原因は「がんばり過ぎ」!

現代社会では「見え過ぎ」はキケン!

「毛様体筋」はどのくらい近くを見るときに「がんばっている」状態になるのか? そこには、ひとつの境界線があります。基準となるのは「どこを見るともなくボーッと見ているときの目の状態」。これは「調節安静位」という目がもっともリラックスしている状態なのですが、この位置より手前を見るほど「毛様体筋」は緊張した状態になっていきます。「調節安静位」は視力がいい人ほど遠くなり、手前にピントを合わせるためには「毛様体筋」により力を入れなければなりません。だから、視力がいいといわれる人ほど目が疲れがちになってしまうのです。
近視の人でもメガネやコンタクトレンズで矯正(過矯正)していれば、視力がいいといわれている人と同じ状態になっています。

現代社会では「見え過ぎ」はキケン!

目の疲れを取る3つの習慣

近視や遠視など視力はなかなか変えられませんが、疲れてしまった目をいたわってあげることはできます。目ががんばり過ぎないよう、疲れを取る&予防する習慣を身に付けましょう。

疲れたときの習慣 その1

指で立てて目で追い、目の筋肉を動かす。

「毛様体筋」と目の周りの筋肉をほぐす運動です。顔の前で人差し指を立て、指を上下左右・右回し・左回しに動かし、その指を目だけで追いましょう。これを1日3回くらいやると疲れに効果的です。

指で立てて目で追い、目の筋肉を動かす。

疲れたときの習慣 その2

目薬をさして5分だけ目を閉じる。

お仕事中などで疲れを感じるときは、疲れ目用の目薬をさして5分ほど目を閉じて休めてください。目のピント調節機能を改善する成分「ネオスチグミンメチル硫酸塩」が入っている目薬がオススメです。

目薬をさして5分だけ目を閉じる。

疲れたときの習慣 その3

就寝前にじっくり温める。

就寝前に目を温めることも有効です。血流に乗って酸素や栄養が運ばれてくるので、目の疲れが和らぎます。

就寝前にじっくり温める。

ふだんの食生活にも気を付けて目の健康を守ろう!

アスタキサンチンという色素が含まれる鮭やイクラ、ビタミンCが豊富な赤ピーマン、キャベツ、ビタミンEが含まれるアーモンドなど、抗酸化作用のある食べ物は体内の活性酸素を取り除いて目の疲れを予防するのに効果的だといわれています。目のためにも、ふだんから健康的な生活を心がけましょう。

・出典元:太陽笑顔fufufu

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